無題。 |
昨日、私の大好きな女の子二人が、サイトを閉鎖しました。
茉由子姫と、芽衣子姫。
二人は沢山あるサイトの中でも、一際キラキラと目立っていて、物理的な事言うと、アクセス数もすごかった。
きっと、うちのHPに来てくださっている方の中でも、この二人のサイトから来た人も多いと思う。
彼女達のキラキラは、沢山の人が知っているし、私には、彼女達を形容する素敵な語彙を持ち合わせていないので、あえて何も言いません。 とっても素敵な言葉で彼女達を表現したとしても、きっとその言葉も追いつけないくらい、素敵な二人だから。
彼女らと知り合ったのは、丁度1年ほど前。 このSTRIP-TEASEを立ち上げた頃だった。
この1年間で、彼女達のサイトはどんどん素敵になっていって、私はその度に、 「やってくれるぜ!こんちきしょう!」 と、素敵すぎて嬉しいやら悔しいやら、な気分だった。いい意味で「やられた!」って気分。私は何度も彼女らに気持ちいいやられ方をしてきた。 サイトが素敵になることに比例して、お客さんもどんどん増えて行った。 彼女達に憧れる人、純粋に好きな人、愛してる人、そして妬む人。 もしかしたら、ストレートに、彼女らを嫌いだって言う人もいたのかもしれません。 「なんでじゃ」とは思うけれど、それは私が否定できるもんでもありません。 好きだとか、嫌いだとか決めるのはサイトを見ている個人だと思うから。 私には、彼女らを嫌いになる理由がまったく理解出来ないけれど。
だけど、嫌いだから、とか、妬ましいからとかで、某有名掲示板に貼りつけて、まるで怒りに我を失った王蟲(オーム。byナウシカ)のように 「そうだそうだ」 「きらいだきらいだ」 「むかつくむかつく」 言って、一つの思想に突進して行くのは、見ていて気持ち悪かったです。
残念ながら、彼らを止められるナウシカ的言葉は、あそこには現れませんでした。 いや、見ず知らずのナウシカは現れたけど、もう止められなかったのです。
今日、芽衣子姫の家で遊んでいる二人と、オンラインの時間がかぶったので、彼女らとメッセをしていたのですが、芽衣子姫が 「となりで茉由子が泣いてる」 と言うので、やっぱりサイトが閉鎖になった事を思い出して悲しいのだと思って 「元気出せ」 と言うと、 「うちらの閉鎖を惜しむ内容の文章を書いてくれてる人がいるんだ。それ見て、泣いてる。」 と、かえってきました。
ナウシカは、沢山いたのです。 彼女達を愛してやまないナウシカ達が。
彼女達と、電話をしました。 この1年、ネットと、メールだけで付きあっていた彼女達の声を聞くのは初めてでした。 彼女達は、元気そうでした。 茉由子姫は元気に笑いながら泣いていました。 私も笑いながら泣きました。 切なかった。
今朝、彼女らの夢をみて、切ない思いで目がさめた時のように。
彼女達は、私の特別な存在です。 大好きだとか、そういう言葉じゃいい表せない。
芽衣子姫が言いました。 「私も、もっともっとありがとうをいろんな人の名前を出してすごい沢山言いたかったけど、結局できなかった。何を言っていいかわからなくて。」 と。
ただのネット。 ただのサイト。 確かにそうです。 でも、私もそうだけど、そこにあるちっぽけのものは、とても大事な物で、私は、彼女らの大事な物を、土足で踏み荒らすような真似をした人たちが、どんなにまっとうな言い訳をしたとしても、許せません。
彼女らが消えたわけじゃない。 彼女らも、 「いなくなりゃしねえさぁ」 と、頼もしく言っておりました。 いつかどこかで、サイトが復活して欲しいけど、今は、ゆっくり休んで欲しい。
いつかどこかで、また、あのキラキラを魅せてくれる日が来るといいな、と、心待ちにして。
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2003年02月10日(月)
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