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2004年12月13日(月) 本家・どうでもいい話

こんにちわ。ゆみなです。
とうとう連続更新記録もストップしてしまった。
「絶対に止めるのはるる」と密かに予想していたが、まさか自らその予想を裏切るとは思いもしなかった。
世の中には予期せぬことがほんとにあるのだなぁ、としみじみ実感した。

しみじみと感慨にひたっていると携帯が突然けたたましく鳴った。
いつもなら軽やかに聞こえてくる『ALL I Want For Chistmas Is You』が、借金の督促状のように聞こえたので
「もしかしたらるるかも」と予想した。
すると案の定るるからで
「いつまで酔っ払ってるんじゃぁぁ。はよ書けええええええ。」
と書いてあった。
世の中には予想が当たることもあるのだなぁ、としみじみ実感した。


るるの指摘どおり、昨日の私はまだ前日の酔いを引きずっていた。
土曜日に、こんな忘年会真っ盛りの最中に誰からの誘いもない淋しい者同士が集まって、ちょっと飲もうぜということになったのだ。
元々は秋山夫婦と私という三人だけだったのだが、「ま、こんなもん」を読んだにごちゃんもまた「誰からの誘いもなかった淋しいヤツ」だったらしく、当日になって急遽参加した。
すると、もうひとりぴろちゃんという女の子も淋しいヤツだったらしく途中からやってきた。
世の中には私以外にもけっこう淋しい人間が多いのだなと思うと、なぜか嬉しくなった。

土曜日の6時に下北沢で待ち合わせて居酒屋に行った。
その居酒屋は最初から決めていた店だったのだが、店の入り口でサービス券を配っていたので、
そのサービス券を手にして、さも来てやったぞと恩着せがましく入っていった。
玄関で靴を脱ぐように指示された。
やはりこの店もそういう店だったのか。
というのも、最近は靴を脱がされる店がやたら多いので飲みに行くときは極力穴の開いた靴下は穿かない様に心がけているのだが、
予想が当たってホッとした。
私が空いてる下駄箱に靴を入れると、まだもう一足入るスペースがあったので扉を開けたままにしていたら、
背後から秋山妻の声がした。
「店員さん。ここに誰か知らない人の靴が入っているのですが、ここに入れてもいいんですか?」と聞いている。
なんでおめえは赤の他人の靴と一緒に入れなきゃならないのか。
店員も「いえ、なるべくはお仲間同士で・・・」と顔に書いてあった。
まったく摩訶不思議なヤツである。秋山妻。

席に案内された私たちは勝手に好きなものを注文した。
するとその中のひとつ、「おしゃれなシシャモ」というのを目ざといにごちゃんが見つけた。
店員さんに「おしゃれなシシャモってなんですか?」と聞いていた。
店員は「シシャモがおしゃれなんです」と名詞を文にしただけの答えをしていた。
たとえどんな返事が返ってきたところで注文したに違いないのにわざわざ質問するところが、淋しん坊らしくてよろしい。
誰でもいいから喋りたいのだろう。

まもなく出てきた「おしゃれなシシャモ」は、ワイングラスの中にレタスが詰め込まれ、レモンだのプチトマトだので飾り付けされた中にシシャモが4匹、頭からグラスの中に突っ込まれただけのものだった。
それでも私たちは、「わぁ〜」と歓声をあげて、そのシシャモを有難がって食べた。
なかなか手をつけなかった私に秋山が気をきかして
「おやびんも食べたら?”おしゃれなシャモジ”」といって差し出してくれた。
もうこうなると、メインであるシシャモよりも、”おしゃれ”の方が重視され、そこを間違わずにいうことに命かけてるとしか思えない。

淋しい者同士の集まりのくせに私たちは盛り上がり、いつのまにかシシャモのことも忘れていた頃、ぴろちゃんがやってきた。
にごちゃんに負けず劣らず目ざといぴろちゃんはすぐに、すでにシシャモが一本もなくなったレタスとレモンとプチトマトだけが残っているワイングラスを見つけて、
「あら。これずいぶんとおしゃれだねぇ」と感想を言った。
確かにシシャモがなくなったそれは”おしゃれ”だけだった。

と、ここまで書いて気がついたのだが、私は下駄箱のこととシシャモのことだけでこんなに字数を使ってしまった。
これでは、本当に淋しい忘年会だと思われてしまいそうで不本意だが、あんまり長く書くと悪い前例を作ってしまい、明日書くるるに申し訳ないのでそろそろ前置きは止めようと思う。


さて、本題である。
11日はあゆの誕生日だった。

あゆ、おめでとう。









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