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『流転の王妃・最後の皇弟』に号泣したゆみなです。こんばんわ。
さて、るるは温泉から帰ってきたのだろうか。明日から学校やら幼稚園やらがあるので多分今日中には戻ってくるとは思うんだけど、 午後11時45分現在、なんの音沙汰もない。 ま、それはどうでもよい。 さっきこの日記を書くにあたってるるとあゆの日記を読み返していたのだが、るる、 ほんとにくどいくらい「貧乏なゆみな」を連発していた。 あれほどしつこく言われると人間って逆に清々しい気持ちになるもんだ。ということが分かった。 なんっつーのかな?爽快な照れとでも言おうか、「いやいや、それほどでも・・・」っつーか、 もっともっと精進して貧乏道を歩まなければならぬ。という堅い決意を固めてしまうもんだ。 だからというわけじゃないんだけど、今日の私は一層貧乏に拍車をかけた。 そうである。今日は何をかくそう、恥部もかくそう、ジャパンカップがあったのだ。 競馬をやらない人でも名前だけは聞いたことがあると思う。 どういうレースかと言うと外国の馬がジャパンでナニしてアレしてこうするレースだ。 ダンナは銀座まで馬券を買いに行ったが私は自宅でパソコンから買った。 朝から誰もいない部屋で、ご飯を食べることすら忘れ、ひたすらパドックを見ては馬を吟味し、パソコンに向ってはパチパチと投票する姿は、 さながら秋葉原近辺で前髪をまっすぐに切り、メガネをかけて紙袋を持ち歩いてる少年となんら変わらない。 暗い女である。 と、ここまで書いたところで、るるからメールが来た。 帰ってきてたみたいである。夕方に。 でも金曜からはるばる温泉地まで行ってたもんだから子供の体操着だか給食着だかを頑張って洗濯してたそうだ。 だからね。なんでもない普通の週末に温泉なんか行っちゃぁいけないんだ。 いえね、そりゃぁアタシだって行こうと思えば行けるよ。ああ、行けるさ。 でもねアタシが行かない理由はそこ、そこなんだよ。帰ってきてからの洗濯物のことを考えるとね、 とてもとてもなんでもない普通の週末に温泉くんだりまで行こうなんて思いませんよ。 決して金がないわけでもなくダンナが優しい言葉をかけてこないわけじゃないんだ。うん。そうなんだ・・・・そうに決まってる・・・。 キャラが変わってるし。わし。 んで、帰ってきてから留守中の『いれぎゅりゃ!』を読んだらしいのだが、自分は旅行に行く時でさえ わざわざ原稿を書いて行ったというのに、自宅にいた私はあゆに押し付け、あゆはあゆで午前4時にアップするとはなんという体たらくじゃ。 というお叱りまで書いてあった。 思わずメールに向って「すみません」って謝ってしまったではないか。 で、話はポンポン飛ぶ。 実は今日から新企画が始まるのだ。 これが本題だったのに、なんと長い前置きだったのだろうか。 新企画とは何をかくそう、恥部は隠せ。あの『りゃ!』時代に空前のブームを全く巻き起こすことなく静かに沈下したリレー小説である。 懲りずにまだやるのか。と思われる方が大多数であろう。私たちもそう思ってる。 では、リレー小説。秋の夜長にたっぷりとお楽しみください。 もう初冬だけど。 <りゃ!一年ぶりの待望の現代ミステリー小説> ■■■ 「午前0時13分のメール」 ■■■ 「ユーガットメール」 その低くコブシのきいた声がまたパソコンから聞こえた。 この一週間一日も欠かすことなく、決まって今の時間になるとメールが届く。 午前0時13分。 一番最初に読んだのは一週間前の金曜日だ。いや、正確には土曜日になっていた。 いつものように仕事から帰宅し石膏のような化粧を金槌で落としながらメールチェックをしていた私は何通かのメールに目を通した。 アキコの恋人の愚痴を延々と書き連ねてあるメールに少々辟易しながら読んでいる最中に新着メールが届いた知らせを受けた。 こんな遅い時間に。と訝しく思いながらもアキコのメールを最後まで読み終え、それを開いた。 差出人に覚えはない。 今思うと、どうしてあの時開いてしまったのだろう。 今まではウイルス感染が怖く、知らない名前のメールは開かずに削除していたのに。 アキコのメールから解放された安堵感から気を許してしまっていたのかもしれない。 『待っている。来るまで待っているから。』 たった一行そう記された内容に誤送信されたものだと思い、私はすぐに返信した。 『相手を間違われたのではありませんか?』 しかし、送信したすぐ直後、リターンメールとして戻ってきた。 どうして。 私はまた送った。だがメールは返ってくるだけだ。 そのうち「どうでもいいや。」という気持ちになりその日はベッドに潜り込んだ。 そして翌日も同じ時間にメールは来た。 『待っていたのに。』 その翌日もその又翌日も、『なぜ来ない。』『来るまで待つから』と送られてくる不審なメールに不信に思い食欲も不振になり、 あやうく風疹になりかけた。 そして今日。 『来ないのならこっちから行く』 私は初めて恐怖心を覚えた。 なにこれ?狂ってどういう意味? 狂ってどうする。来るって、だ。 ジワジワと得体の知れない人物が私に忍び寄ってくる恐怖に夜も眠れず、 しかたないので私は大好物のマルちゃんのキツネどんべえを食べながら2チャンネルを見ることにした。 すると、そこのスレに・・・・・ つづく
rya
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