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あゆです。こんばんは。
なんだかね。寒いんだよね。 小説が?と思ったあなた。失敬だなあ。 今回、私このリレー小説のために取材旅行に行ったんですよ。 ええ、はるばる「ちょうまんぶ」まで。(BBS参照) もちろん嘘に決まってますけど。 でも今回は落ち着いた感じで・・・と書いたように しっとりしてますね。 ある意味鼻血でじっとりしてますけどね。 それに今回、三回目までまだ登場人物が二人しかいません。 落ち着いてますね。 今までのように次から次へ何人も登場して 何がなにやらな雰囲気ではありません。 リレー小説シリーズの最終話としての風格っていうんですか? 崇高さすら感じますね。 今までと違うんです。 今回の小説は。 これは人によっては「ネタ切れ」と感じるかもしれません。 「第二弾でやめときゃよかったのに」 そんな感じを受けるやもしれません。 うん。わかってる。 私たち自身が飽きたってこと。 だけど勢い上書きます。 ◆◇◆◇◆◇◆ リレー小説第3弾 『誘われて長万部』 第4回 目の前のこの女さえいなかったら・・・ 「オレは・・・今頃・・・・ もっといっぱいティッシュを持ってたはずなんだ!」 和樹はティッシュコレクターだったのだ。 「オレの大事な花柄や、香りつきのティッシュをおまえはどれだけ使ったと思ってるんだ!もうがまんできない」 和樹は立ち上がった。 「トイレにいってくる」 和樹はお約束も好きな男だった。 和樹はトイレットペーパーコレクターでもあるので お尻を新聞紙でふいてトイレから出てきた。 すると、祥子が鼻血で固まってガビガビになった鼻の穴のまわりを 和樹が一番大切にしていた 武富士のポケットティッシュを使ってふいていた。 「このやろぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!何するんだぎゃあ」 和樹は祥子にとびかかった。 ところが、祥子は何を勘違いしたのか 洋服を脱ぎ始めたのだ。 「ホラ、あなたもはやく脱いで」 そう言うが早いか、和樹のズボンとパンツを下ろした。 和樹のでん部には、 「松井、大リーグ入り」 という文字がくっきりと残っていた。 さっきお尻を拭いたのはスポーツ新聞だったようだ。 あわててズボンを上げた和樹は、祥子に言った。 「出て行けよ! 今すぐに。おまえの顔も見たくないよ」 祥子は再び興奮してしまい、鼻血を出しながら言った。 「うれしい!!それってプロポーズなのね♪」 ティッシュの耳栓で、和樹の言葉はほとんど聞こえてなかったのだった。 やっぱり殺すしかない・・・ 和樹は自分のベルトをすばやく抜き、 祥子の首にまきつけた。 〜つゞく
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