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2002年10月24日(木) どうなるのかしらアタシたち

帰りのバスの中で、たこやきの臭いをふりまいてきました。こんばんは。あゆです。

このあと小説を書かなくていいのかと思うと、
ほっとできるような
また日記が短くなる予感のような
不思議な感情がこみあげてくる。

とりあえず今日の出来事。
今日会社に取引先の印刷会社の人が来た。

ドーナツを持って来た。

その人、かつておみやげなど持ってきたことがなかった。
みやげを持って来た理由は簡単。
前にチラッと触れたけど、若くてかわいいコが会社に入ったからだ。
おかげでドーナツ食べられたからいいんだけど。
ダンナなんか
かわいい女の子が入社したと聞いて















「月、一万円でオレと・・どうかな」

最低なオヤジである。
私が
「月一万円で若い女の子をどうこうしようという了見がケチ臭い。」
と言うと

「いやいや、女の子がオレ様を見たら女の子の方から
金払ってでもつきあいたいって言うに決まってる」

とほざいた。
オノレをわかってない上に、少しでも金を稼ごうという、貧乏が板についてる考えが情けない。

ま、ダンナのことは置いといて、
そのかわいい女の子。
先日みんなで昼食をしている時、
いきなり言い出した。




「私、痔なんですよぉ。切れて血まで出るんです。やっぱり病院に行ったほうがいいですかねえ」

ボスは目が点になっていた。
私は「そりゃ病院に行ったほうがいいと思うよ。」
と優しくアドバイスした。
少しだけ女の子との距離が縮まったような気がした。

その女の子が入社する少し前に入社してきた男の子もいる。

彼があまりにも黙々と仕事をしているので
疲れているだろうと思い、
「これ飲んで」
と、私は彼にコップを差し出した。

「これ、ちょっと珍しい飲み物やねん」

ひとくちそれを飲んだ彼は
「コーヒーみたいだけど、何か違いますね」と言った。
「でしょ?風味っていうか、どこか違うよね」
と言う私の言葉を受けて
もうひとくち口に入れ、さんざん口の中で味を確かめてから
「うーん。ちょっとワインぽいっかな」
と彼は言った。

私が笑いながら
「それ、さっき来たお客さんに出したけど飲まなかった、ただのアイスコーヒーなんだけど・・。ワインっぽかったのかあ。」

と言うと、日頃無口な彼が私に向かって不敵な笑みを浮かべてこう言った。












「あゆさん、地獄に落ちますよ」

陳腐な返答にますます笑ってしまった。
でも、それを聞いてちょっとうれしかった私だった。
と、同時に
群馬生まれの彼を「面白い奴」に変えてみせる。
そう決意した一瞬だった。

なんて言いながら本人が全然面白くない日記書いてりゃ世話ねえよな。

小説がないとなんだかさびしいでしょ?私たちが。
ってことで明日から始まります!


多分。







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