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2002年05月30日(木) 続報2

沖縄に行ったふり作戦を「いやげ話」をすることで完遂した“ビュテーホー”ゆみな(出典ウチのBBS)、自分のとこでもりゃ!でもお義母さまへの憎しみを隠そうともしない素直なるる、立派な友達を持って今更ながら誇りに思う今日この頃のあゆです。こんばんは。


さて、今日の題名でお気づきのように
(誰も気づいてなかったら哀しいぞ)

娘の友達、ユキの続報である。

ユキファンのみなさん、お待たせいたしました。
(だから誰も待ってねえって)

本来ならユキの話題は自分とこに書くのがスジだろうが
一回目二回目を「りゃ!」に書いてしまった都合上、「りゃ!」でシリーズ化を目指すことにした。

とにかく、ものすごいことになってきたのだ。

まず、近々コンサートを開くそうなのだが

「一人で24曲も歌わないといけないから、声ガラガラやねん」


次に、

「オーディションがあって、審査員せなあかんねん」


この二つの話のポイントは

「コンサート」と「オーディション」が漠然とした形でしか語られていないということである。

何のコンサートなのか。いつ、どこであるのか。
いったい何のオーディションなのか。

その辺は一切説明なしなのだそうだ。

その話を聞いた私は当然
「何のコンサートなん?何のオーディションなん?」
と娘に聞いたのだが
娘は
「さあ、知らない」
とにべもない。

「なんでその辺をつっこまへんねん」
とイライラして聞くと

「だって、聞くの怖いやん」と、小心者の私よりさらにふた回りくらい小心者ぶりを発揮する娘。

「なにが怖いん」

「そんなん聞いて黙られたら怖いから」

ラチがあかない。

私からしたら、レコーディングした筈のCDはどうなっているのか。
何回もしたはずの見合いの結果はどうだったのか。等々
聞きたいことはヤマほどある。

なのに娘は相変わらず
ユキの話を
「へえ、そうなんや」と冷静に聞いているらしい。


ええいっ。こわっぱが!!

「ただな」
イラついている私に娘が言った。
「そういうふうに聞いてるとどんどん話がおもろい方向にいくからそれでええねん」

楽しんどったんかい!

そして面白い方向に話がすすんだ結果


「以前史上最年少で出たパリコレにもう一度出る予定がある。」
(因みにユキの身長は155cmそこそこである)
「おじいちゃんが死んで、ユキに2億から3億の遺産がころがりこんでくるし、お母さんやお兄ちゃんにはその10倍ほどの遺産が入る。」
(ユキは毎日元気に学校に来ていて、忌引きとかそういう気配はまったくないという)


という話も飛び出してきたのだそうだ。
しかし、この辺の話はまだまだ序の口だった。


ユキの所属してる事務所に、是非ユキをプロデュースしたいというオファーがあったそうなのだが、それを申し出た人物とは・・・・



























マライヤ・キャリー

・・・・なのだそうだ。

神よ!

そのうえ、
事務所の方で
「ユキは学業を優先する方針だから同じ事務所のほかの子ではどうか」
と言うと
























「ユキ以外は考えられない」

という返事が返ってきたそうだ。


ユキ、あなたはいったい地球上で何をしようとしているのか。


しかしここまでくると、ユキは笑いをとろうとしていろんなことを言っているのではないかという気がしてきた。

まず初めは
「ウチのばあちゃんフランス人」で始まったのだが
その時ユキ本人は「つかみ」のつもりだったのではないだろうか。

『どう見ても私がクォーターには見えへんし、ここはくすぐっといたろう』

と思ったに違いない。

ところが娘の反応が

「へええ」だったもんだから

『なんや、こいつ。冗談通じひんのかいな。ほなこれはどうやろう』

と、史上最年少のパリコレ出場の話をした。

だがまたまた娘は
「ふぅん」という反応。

『あっちゃあ、こいつパリコレ知らんのかいな。もっと簡単な笑いでいかなあかんな』

ということで
「オーストラリアに日帰りで心臓の検査に行く」という話をした。

『コレでどっかーーーーーーんとウケるやろう』
そう確信したに違いない。

だが、またもや娘はニコリともせず
「へええ、そうなんや」という返事。


『こいつ・・・・・ほんまもんのアホや。オーストラリアに日帰りで行くアホがどこにおんねん。まてよ、こういうアホには小ネタのほうが受けるかも』

で、「ピースメーカー」と「ひつじ」の話を出したのだが
やはり娘はクスリともしない。


『あかんわあ、こいつ。こいつには何ゆーてもアホ扱いされへんやろうから一発捨て身でいったろ』

業を煮やして今回のマライヤ・キャリーの話をしてみたわけである。

だがやはり期待はずれの反応しか帰って来なかったことにユキは落胆しているに違いない。


笑いに関するしつけを怠っていた私が悪かった。
この場を借りてお詫びするから・・・・
これからも、























娘をよろしく。

西条凡児か。



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