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2002年05月03日(金) 「嘘」

♪折ぉれたタぁバコぉのすぅいがぁらぁでぇぇぇ・・

「嘘」と聞いてこの歌のフレーズと中条きよしの眉間のしわを思い出したあなた、私と一緒にそろそろ老後について考えませんか?

こんばんは、あゆです。

るる&ゆみなが書いていたように、「りゃ!」のランキング上昇、うれしい限りでございます。これもひとえに皆様のおかげです。ありがとうございます。私も大阪営業所員として
お金を持ってそうなお年寄りを中心に営業活動をしなければと改めて決心いたしました。


それに、この「りゃ!」の躍進、るるとゆみなの人柄といいますか、
やはり2人のおかげかなと、私は思うんです。
念を押しておきますが、上2行は今日のお題とは全然関係ないですから。



さて、本題。
嘘。
いままで数え切れないほど嘘をついてきたが
嘘をつくのは、保身の為・・というのが一番多いのではないだろうか。
とがめられたり責められたりするのを避けるため、人は嘘をつく。
嘘をつかなければならないようなことはしなければいいのだがついつい・・という時である。

「あれ?冷蔵庫にあったチョコレートは?」
「知らないよ。おねえちゃんが食べたんじゃないの?」
とチョコレート色に染まった歯を見せながら言う次女の例はこの類だ。


人を傷つけないための嘘というのもある。
これは本当にその人の為になるかどうかという疑問も残るのだが
嘘のおかげでその後の人間関係が円滑になるという場合もある。

「あら、ヘアスタイル変えたんだね。すっっごく似合ってるよ」

カットとパーマを失敗して明らかに大仏頭になっている人にこう言ってあげるのもその例であろう。



しかし、ワケのわからない嘘というのもある。

ある日のこと。
高校に入学したばかりの長女が
「おかあさん、友達ができたんだけど・・」
と、少し暗い表情で言う。

「よかったじゃん。なんでそんな顔してるの?」
私の問いに長女がポツポツと語りだした。

「それがね・・その子、すごいお金持ちなんだって」

我が家が貧乏なため、その友達に引け目を感じているのかとも思ったがそうでもなさそうだ。

「あのね、おばあちゃんがいろんな会社の株持ってて○○電器の大株主なんだって」

「へええ。すごいね」

「でね、そのおばあちゃんフランス人でその子はクォーターだから・・」

フランス人が大手の○○電器の株持ってても不思議はないけど・・。

「その子もフランス語話せるんだって」

「ふうん」

「で、柔道も黒帯で全国大会に出たらしい」

「ほええ」

「ミュージカルにも出てて主役級みたいで、」

「そらあんたフランス人とのクォーターやったらかわいいんちゃうん?」

私の言葉に長女は目を伏せた。

ブスらしい。

「パリコレにも最年少で出たって言ってた」

「身長高いん?」

「ううん。私と同じくらい」

っつーことは長女は私の娘なのでチビだから、その友達もチビなのにパリコレのモデルをしたということになる。

このへんからだんだん私も目が点になってきた。

その後長女の話すことによると
その友達は


彼も何人もいて
その一人が「モデル仲間」の子である。
そのくせ何度もお見合いをしている。
いとこが「DA PUMP」のISSAでしょっちゅうウチに来る。

心臓の持病があり
ゴールデンウィークには
オーストラリアで一番の心臓医に見てもらうために
日帰りで渡豪するということだ。


すごい!!!
すごすぎる!!!!
ものすごいフカしだ。

私は思わず言った。
「アンタ、その話信じてるん」

「う〜ん」

って考えるなよ!!!

「そういうこと言う以外はええ子やねんけどなあ」

長女よ・・心が広すぎやしないか。

新しい環境の中、のんびりしている長女に
「こいつには一発カマしとけ」と思ったのかどうか。
それにしてもカマしすぎ。
友達を選べとは言わないが私は少し複雑な心境だった。

最近では
「その子の話聞くの、結構楽しいで」とまで言い出した。


願わくばその友達が本当に

心臓の弱いリッチなクォーターで柔道黒帯の実力を持つ身長の低いブサイクなモデル兼ミュージカルスターであることを祈るしかない。



それでは次のお題です。


「洗濯機をどうやって持ち帰ったのか」


ではなくて

「苦手なもの」です。

もちろん人でも結構です。
こんなことされて嫌だったとかこういうとこが苦手とか、アレには我慢ならなかったとか、どんどん愚痴っちゃってください。

って登場人物がもう決まってるんかいっ!


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