即興詩。即ち書きだめ。

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2007年09月25日(火)


2007年9月



此処まで来ては誰かの言葉一つで
壊されてしまうのではなかろうか
彼女に良く似たブルースを
奏で始める僕にだって原因がある

地下から曖昧に覗かせる双葉が
夏は終わると確信をよこした
誰の指図も受けないと言える様な
背筋の凍る恋がしてみたい

線を引くのが非常に下手で
何でもかんでも持ってきてしまう君の
ぐらぐらした感じが大嫌いだったよ

世界が追いつけないくらい濃く
塗り込めた真空の金切り音で
曲がった警報の向こう側
劣化する血液ごと溶かしたい





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