即興詩。即ち書きだめ。
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手をかけて、私の唇に 音がなくても読んでよロゴス あなたまだ見たことないでしょ 妄想癖の青年が飛ばす白い滴 ニ短調の曲ばかり上手くなってもそんなことじゃね 私の左手和音にすら追いつかない 今にドストエフスキーも見捨てるよ
音がなくても読んでよロゴス 私まだ結末を話してない 箱を頭から被るなら もう構わないでってこと それから出来たら付いて来てってこと 公房は言わなかった? あの段ボールは拒絶じゃない
音がなくても読んでよロゴス 手をかけて、私の唇に
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