:NO LIFE KING:
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2006年03月24日(金)

:白夜行

今日は大阪市内にある病院に行ってきました。
とても大きな病院で、11階にある病室からは、
大阪の町を見下ろすことができました。
遠くにつらなる生駒の山。
のびる近鉄電車、そしてクロスするJR環状線。
オレンジ色に染まった布施の町。
「大阪は狭いからな」
そう言った亮司。
眼下にはまさに「白夜行」の舞台が広がっていました。

昨夜、最終回を迎えたドラマの「白夜行」。
結局最後まで舞台が大阪であったことは、
彼らの言葉であったり、
また彼ら自身がいっさい大阪の地名を口にしなかったことで、
ぼかし続けていたきがしますね。
布施という地名を出しているわりには、
やっぱり最後まで、あそこは大阪ではなかったきがする。
……実際、布施という地名はもう今はありませんが。

今日病室で、
布施の町がゆっくりと夕闇にしずんでゆく様を眺めている時は、
延々、ドラマの「白夜行」の音楽が脳内で流れつづけてました。
残念ながら?舞台のほうの音楽は流れてこなかった。
ま、昨日の今日だから。
ていうか音楽はフツーに好きだったみたい。

本編についてはブログで。
結局わたしはこのドラマを初回から最終回までぜんぶ見ましたが、
見てよかったなあ、と思ったのは、
改めて、原作の素晴らしさを知ることが出来たことですね。
ドラマがどれだけ原作をねじ曲げようが、
原作の素晴らしさは一切、そこなわれることはなかったし、
色褪せることはなかった。
少なくともわたしにとっては。
どころか、原作のもつ鈍色の核のようなものが、
わたしの中で冴え冴えと研ぎ澄まされてゆくようでした。
それと同時に、原作をなるべく忠実になぞり、
かつ、倉田さんの想いを集結させた舞台「白夜行」もまた、
すばらしかったのだなあ……と改めて感じましたね。

これは今回のヴァンパイア公演が終わってから書くつもりでしたが、
ヴァンパイアを連続で上演できるのなら、
やっぱり「白夜行」を連続で見たかったです。
キャストも統一してみたかった。
これだけは、舞台化においての残念だったてんですね。
実際、舞台の「白夜行」を完結させることができなかった人もいるんじゃないかな。
これほど、もったいないことはないと思うよ……。


鈴音 |mailhome
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