非日常かもしれない日々

■ マターリしたい・・・ 2004年11月01日(月)
急に彼がやってきた。
先週も来たし、それに今日はバレーボールの試合だと聞いていたのに
「他のチームの練習に参加したら、何だかかったるくなって試合止めた!」
チームは彼のワンマン運営らしく
「俺が試合したくないからや〜めた!」って言えば全員、試合に参加しないらしい・・・別に彼一人が試合に出なくてもメンバーはたくさんいるのだろうが・・・
「俺が試合に出ないのに他の奴らが試合に出たら面白くないもん!」
酷い話だw一応”監督兼選手”らしい。

彼が来るのは嬉しいのだが、引きこもりのあたしは1日、彼といるだけで仕事の時以上に疲労感が襲う。

昨夜から今日の大体の行動

AM3:00頃 彼が到着(おせ〜よ)
そのまま中華料理屋に行く(店は汚いが安くて美味い)

AM4:00頃 我が家に到着
一休みして風呂に入る。(必ず一緒に入らなければならないと言うのは彼の考え)
テレビを見ているうちに彼がウトウト・・・
布団に入るものの何故か勃起している・・・
寝るのかヤルのかハッキリして下さい。

AM6:00頃(朝なんだけど・・・)就寝
最近、彼が来るのが遅くて日曜日の朝はいつも稲垣吾郎ちゃんの顔を見ている(※5:45〜CX放送の番組)

AM10:30頃
背中がくすぐったくなって目が覚める。
彼に背を向けて寝ていたのだけど・・・彼を睨んだけど狸寝入りしてやがる。
睡眠薬を飲んで寝ているあたしは当然、朦朧としていたので
「やめろ」と怒鳴って寝ようとしたけど、また背中がくすぐったかったり、頭をこつんとやられたり・・・
「ぶっ殺すぞ。てめぇ〜」とあたしは言ったけど
「俺、暇だから起きてよ」
てか背中を舐めて起こす人って・・・いや・・足の指を舐められて起こされた事も多々あるか・・

PM12:00頃 一仕事(?)終えて朝風呂入って、あたしは身支度をする。
頭をドライヤーで乾かして、メイクもすつ。
しかしメイクの過程が半分位の所で
「化粧はいいから早く出かけよう」ってせかされるのはいつもの事。
何で大人しくテレビを見ているとか出来ないんだよ!
誰の為にメイクしてるんだよ・・・あたしは・・・

PM1:30頃 びっくりドンキーでハンバーグを食べる
彼は飯もゆっくり食わない・・・30分で店を出る。
食後にコーヒーを飲む時間ももったいないらしく、食前に飲み物頼んじゃうんだよなぁ・・・

PM2:00頃 何故かパチ屋。
まじでスロットとか好きになれない。しかもスロットとか始めると怒りっぽくなるんだよなぁ・・・あの男は・・・
あたしなんか初心者だからなぁんにもわからんで、ボケッとプレイをしてるんだけど横で怒り出すんだよね
「そこでそんな事したら駄目だ!」とか言われたって知る訳ないじゃん・・・

PM5:30頃 ようやくスロットを諦める
今日はいつもよりも早く切り上げた。
これで家で彼が帰るまで少しはゆっくり出来ると思ったのに・・・

PM6:30頃 
「カップル喫茶に行くぞ!」
「はぁ?今、何時だと思ってるの?すぐに帰る時間になるよ」
いつもは8時位に家を出て、あたしが車に同乗して熱海で彼を見送り、最終の電車で東京に戻ってくると言うパターン。
全然、時間なんてないし正直「カップル喫茶」になんぞ行きたいと思わないし、それに慣れないスロットであたしは疲れきっている。
「熱海まで送ってくれなくっていいからさ!とにかく(家にいても)暇だからカップル喫茶がある横浜に向かって走ろう!」
「気乗りしないよ・・あたしとここにいるのが暇って何だよ!何か不満かよ!」
「お前が気乗りしないのはいつもの事だ。とにかくあっち(横浜方面)に向かおう」
彼に引きずられるように車に乗るあたし・・・

そして何故か横浜伊勢佐木町。
「おお!この町(曙町)久し振りだ〜。何か少し変わったなぁ。やっぱいいなあ。都会は」
「住むのならこの辺がいいなあ」

ええ。どうせあたしは東京都内とは言え、田舎に住んでますよ・・・しかし普通、繁華街より住宅街に住むだろ・・・

そして何でカップル喫茶なんだろ・・・
最初はボックス席に座った。
周りのカップル、どう見ても普通のカップルじゃない。
「デリヘル嬢と客」って感じ。
席も狭いので、オープンルームに移動。
だぁれも客なんていないんだけどねw
10畳位の部屋を数千円で貸し切りだよw
それでも
「家でするのと気分が違っていいじゃん」

事が終わって時計を見たら9:05
「電車に乗って家に帰ろう。ここで彼とお別れだ」と思っていたのに
「まだ9時か!平塚位まで行けるよね」
って、やっぱ君は一人で帰れないんだね・・・
「あたしここから電車に乗って帰ろうかと思ってたんだけど・・・」
「甘い!」

そして茅ヶ崎辺りで
「小田原でも間に合うな」
平塚越えるのですか??
「でも一緒にご飯食べるとか言っていなかった?」
この時、時間は10:00頃。小田原からの品川行きの最終電車は11:10。
「まだ1時間もあるじゃん!」
時間の観念については彼とあたしは大きく異なる。
彼は
「後、1時間もる」
あたしは
「後、1時間しかない」
いつもあたしは焦りまくり、彼は泰然としている。
同じB型とは思えない。

「平塚でいいよ。その方が余裕で飯食えるよ」
ってあたしは言ったけど
「嫌だ」

しかし思ったより道は混んでいて、小田原駅周辺に着いた頃は10:45.
「ほうら!ご飯食べるなら平塚の方が良かったじゃん!もう飯なんか食う時間ないよ」
「そうだね」と言っていた彼の舌の根も乾かぬうちに
「あっ!吉牛!吉牛なら行けるよな!」
「いや・・・だからもう10時45分だから無理!」(最終は11:10)
「吉牛なら大丈夫だよ!駅はすぐそこだよ!」
と、さっさと車を停車させる彼・・・
飯なんか後で一人で食えよ!とマジで思いましたが・・・
「吉野家」で「牛鍋」をあたしは焦ってかき込む。
小田原駅前の吉野家。
吉野家のくせにすげぇ対応が遅い。メニューも間違える。
マジでイライラしました(しかもめっちゃ空いてる)
「お前、食うの早いなあ」
そりゃそうさ。電車に乗り遅れたら、あたし帰れないじゃん!小田原からタクシー乗らなきゃならないじゃん(怒)
3分で食ったよ。美味くねぇ!
彼は一人で食事をするのが嫌いなので、どうしてもあたしと晩御飯を食べたいのだろうけど、あたしは一人でも平気な人。こんなに焦って食べるなら何も食べない方がいいんだけどなあ。

そして小田原駅に11時に到着。
とにかく電車に乗る時は10分位前には着きたいのだ。
ああ・・・疲れた・・・

ホントね。たまにマターリしたいのよ。
でも、彼はとにかくじっとしてられない。
すぐに「出かけるぞ!早く!」
いつもそう。
まぁ、あたしのヒッキー度が高過ぎるのはわかるのだけどね。
放っておけば2日は家から出ないからね。
彼の方が正しいのよね。きっと・・・




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