今、あたしが困っているのは客が何冊も本や映画のDVDを持ってきて
「感想を聞かせてね」という事だ。
本に挟んであった栞にもご丁寧に「感想聞かせて」とメアドが・・・
おぃおぃ・・・
お勧めなのはわかるが、タイトルを見ただけで
「絶対見たくない！読みたくない！興味ない！」
でも感想を言わなきゃいけないの？
あたしはそんなに暇じゃないのよ・・・
お陰で村上春樹の新作をまだ読めないでいるわよ。

まあ小説や映画なら良い。

本を貸してくれた客とは別のオヤジだけど
「小林アキラを知らないなんてお前はおかしい！」
はぁ？

じゅ「それって演歌？」
客「演歌だよ」
じゅ「じゃあわかんないわ。演歌は聴かない。氷川きよししか知らん」
客「何？演歌を知らない？小林アキラを本当に知らないのか？」
と何やら歌いだす。
フルチンでスケベ椅子に座って、訳のわからん昭和の歌謡曲を歌ってる姿は無様です。
ついでに沖縄民謡とか「涙そうそう」のサビまで歌っていました。
アホか！
「うちの娘（20歳）に歌わせたら上手いんだ！」
沖縄民謡をカラオケで歌う20歳の女とは、一生、友達になれないわ。
沖縄だったらORANGE RANGEかHYかDA PUMPか安室ちゃんだよ！
てか北海道民謡だったら「ソーラン節」を歌うのと同じじゃん！
てか父親とカラオケなんてキモイったら・・・
ちなみに彼が言うには、氷川きよしの「ずんどこチャチャチャ♪」（曲のタイトルしらねぇ〜）は小林ナンチャラのカバーだそうです。

そいつ、最後までしつこく
「小林アキラのコンサートのパンフレットを持ってきてやる！」
まぁ馴染みの客だしね。はっきり言いました。
「だから演歌は聴かないの。もうそれは世代が違うから仕方ないよ。あたしがもし”嵐”のライブのパンフを見せたって、あなたは見ないでしょ？」
客「”嵐”ってタッキーだっけ？」
・・・・
でも、あたしはそこで「タッキーは”タッキー＆翼”だ！そして嵐の今の曲は”瞳の中のGalaxy"なんだよ！」とは言わない。
教えたって無駄じゃん。彼には今の最新Hit曲なんてわからない。
Hip-HopとROCKの違いもわかんないに決まってるんだから。
多分、ケツメイシとASIAN KUNG-FU GENERATIONを無理矢理聴かせたって、どっちも同じ曲に聴こえちゃうような人種だ。
だから、同じように演歌は「日本の恥」だと思っているあたしに押し付けないで下さい。
あたしも演歌は全部、同じ曲に聴こえちゃうから！
いくら「小林アキラ」を説明されてもわかりません。
彼に「東京事変」や「KREVA」が大好きだ！知らないなんておかしい！って言っても仕方がない。

そして彼はこうも言う
「今度、競艇に連れていってやる！」
だからさぁ・・・あなたはあたしと会うのが初めてではない。
あたしがギャンブル嫌いなの知ってるよね？
しかも何で、あんたの為に時間を割いて、船のレースなんぞを見に行かなきゃいけない訳？
何でギャンブル嫌いな人を、ギャンブルに誘うって意味ない事をする訳？
「金は俺が出すからいいんだよ」
だから、そう言う問題じゃないだろ？
「平和島（競艇場）に行って、その後、同伴出勤すればいいよ」
てか風俗に「同伴出勤」なんてございません。
キャバクラじゃねぇんだよ！
てか例え、貸切でもオヤジと一緒に歩きたくねぇ。
そして、どうでも良いですが寿司が嫌いなあたしに
「○○寿司のネタは最高だから行ってみろ」と言うのも意味無いです。
「寿司を買ってきてやる」も結構です。
何度も、あたしはお寿司は食べられないと言ってますが・・

とにかく客なんかに、価値観を押し付けられるのは嫌です。
どう説得されても演歌は聴きません。
お寿司は食べません。
ギャンブルはしません。

そう言えば前にこのオヤジ、夏目雅子の本をプレゼントしてくれました。
読んでません。
夏目雅子って誰だっけ？てな位、興味がございませんもの・・・・

↑気が向いたらで良い
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