非日常かもしれない日々

■ 引け目 2003年06月21日(土)
朝、彼からの電話で起きる
「ハロー。モーニングコールしてやったよ」
頼んでないのに。
あたしの声が聴きたかったって言えばいいのに。

その時に、横浜にどんなカップル喫茶があるかネットで調べてよって言われて
「嫌だよ。興味ないし面倒臭い」って言いつつ、何故だか調べてしまった。
夜にまた彼から電話が来て、いろいろな店のシステムとか教えてあげた
「ありがとう。お前は興味ないのに調べてくれたんだね。愛してるよ」
「何だよ。急に(愛してる)」
「だって。普通はそんな事、調べてくれないよ」
「今日は休みで暇だったしね」
「暇でも調べてくれないよ。他の女だったら」
彼は結局、あたしが彼の言う事をきくのが気に入ってるんだろうな。
「お前は俺に優しいから。わがまま聞いてくれるから。甘えさせてくれるから。お前の前だと素でいれるから。安心できるから」

「ねえ・・・愛してる?」
「今更、言わなくたってわかるだろ?」
「言って欲しいよ」
「わかったわかった。愛してるよ」
なんてやり取りの「愛してる」より、さりげなく言ってくれた「愛してる」が凄く嬉しかった。

10年前に君に会いたかったと思う。
いや・・あたしが今より10歳若くて、君は今の年で。
「今より10歳若いお前なら物凄く可愛かっただろうな。子供みたいで」

あたしが40歳になって今よりも容姿が衰えたら、君はあたしを愛してくれるだろうか?
あたしみたいに性格悪い女、何で君は愛してるの?
君みたいな人なら、いくらでも可愛い女の子と付き合えるのに
「そんな事、いつも思ってるの?年上なんて俺、気にした事ないし、それに一緒にいて年上なんて思った事ないよ。お前、子供みたいだから」

あたしが寂しがらないように1日2〜3回の電話は殆ど、欠かさないでくれる。
君と一緒にいると10代の頃の気分になる。

永遠の愛なんて存在しないんだよ。





↑メッセージが変わるよ
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Arranged + Written by 樹杏(じゅあん)

Material by B*wasabi + Skin by caprice*
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