非日常かもしれない日々

■ 価値観の相違<別れ話 2003年06月11日(水)
うぅ・・・
大変な事しでかした・・・
ソープには「入浴料」と「サービス料」が合る。
フロントでまず「入浴料」を払って個室で女の子に「サービス料」を払う仕組みだ。
で、その「サービス料」が女の子の取り分。
何で、そんな面倒な事するのかしらないけど、多分「風営法」の問題だろうな・・・
で、あたしは今日、まんまとサービス料ウン万円、貰うの忘れた
アホだ!
下手すりゃ前の店のヘルスの4本分以上の収入なのに・・・
お客さんから直接、金戴くなんて習慣ないんだもん(言い訳がましい)
しかし、それを聞いた彼は激怒
「お前はタダでやらせたのかよ!腹立つ!じゃあ俺も浮気する!」
わざとただでやらせた訳じゃないって。
「それは浮気と同じだ!」
何でだ・・・
「ビジネスなんだよ。あたしのビジネスの上でのミス。それで何であんたが浮気するになるのさ!」
「お前は何で”仕事上のミス”って割り切れるんだよ?俺には割り切れない。納得できない。考え方がお前とは違う。もう別れる。終わりにする」
割り切るも何も、あたしは割り切って仕事した事なんてない。
敢えて言えば
「仕事仕事。割り切らなきゃ駄目」って自分に無理矢理、言い聞かせていた。
無理にでも割り切らなきゃやってらんない。
客からお金貰わないで一番、悔しいのはあたしだよ。
彼じゃない。
いつもいつも彼にすまないと思って、この仕事してる。
早く辞めなきゃ駄目だって頑張ってる。
あたしは何とか彼に自分の気持ちを説明する。
「別れたいなんてあたしの事、本当に好きじゃないんだよ」
「何で?お前のことが好きだから怒ってるんだよ」
「もうわかったよ。今日で店辞めるから」
それでも納得出来ないって怒ってるし・・・
「お前は自分のミスで俺には関係ないとか言うけど、関係有るよ。金貰わないでやったんだからな」
「わかったよ。君を傷つけたのは悪かった。浮気もしていいよ。1回だけね。ただ浮気するって事はあたしに不満があるって事だよ」
「不満なんてない。ただお前のやった事が気に入らないだけ」
「止めなよね。”やられたらやり返す”って考え方は。相手があたしじゃなくてもさ」
「何で?」
「人にやった事はいつか自分に返って来るよ」
「返って来ないよ。今までそれで上手くやってきた」
全く、これだから元ヤクザは嫌だよ・・・

1時間強にわたる話し合いの上、ようやく仲直りは出来た。
何だか納得できないけど、もうあたしは引くしかないと思った。
「浮気するならしなさい。でもあたしに事後報告はしないでね」
「俺はそれでもお前の所に帰ってくるよ。それは大丈夫」
訳わかんねぇ・・・
「もう店も辞めるよ。だから早く迎えに来てよ」
「うん」
「ただ浮気が本気になるのが嫌。あたしの所に帰ってこないかもね」
「どこにも行かないよ。だから安心して。ずっと一緒にいるから」

ただね、自分は傷ついたら怒るくせに、あたしが傷ついても平気なのってどうよって思う・・・





↑メッセージが変わるよ
My追加




nextINDEXback

Arranged + Written by 樹杏(じゅあん)

Material by B*wasabi + Skin by caprice*
ご感想をどうぞ。




*My追加 *???
*MAIL *BBS *HOME

エンピツユニオン


エンピツ