非日常かもしれない日々
今日は雪混じりの雨だったし月曜日。
こりゃ暇だろうと思ったら忙しかった・・・
本指名も戻って来てるし順調です。
しかし30分コースの人が多いです。
4本も30分ばかり続くと疲れる。
本指名ですら40分だよ・・・
ラストに着いた客。
物凄く声が大きい。
店中に響き渡るんじゃないかって位。
30分コースなんて正味、10分位しかサービスの時間ないのに
シャワールームでは
「いいねぇ〜。若い子の肌はピチピチしてるね」
とベタベタさわりまくる。
あたしをベッドに押し倒して、受身させようとするし。
ソーローだったから余裕だけど・・・
耳元で
「ゴム持ってきたからやらせて」って・・・
たった5000円で本番しようって、てめぇ!!
しかもじじいのくせに!
帰りのシャワーだって、いくら体を流しても
「まだ石鹸がヌルヌルする」っていつまでも洗わせる。
「いやぁ〜。今日は寒いからね。寒いからシャワー入ろうと思って、ここに来たんだ」
「じゃあホントのお風呂のある所に行けば良かったじゃん。シャワーじゃあったまらないよ」
かるぅ〜く嫌味。
「だって、ソープは高いから」
「この辺のソープなんて格安店がいっぱい合って、ヘルスと変わんないじゃん」
もう樹杏ちゃん、キレ気味です。
シャワーから出たら、終わりのタイマーが鳴ってる。
「鳴ってるね」
「もう時間だから」
あたしは茶も出さずに急かせる。
「大丈夫だよ。フロントだってシャワーに入ってたの、きっとわかるよ」
何で、お前がそう決め付ける。
てか、30分の料金しか払ってねぇ〜だろが!!
「いいから急いでよ。あたしが怒られるから」
マジで樹杏ちゃん、キレ気味。
ようやく着替え終わって、
「お客様お帰りです」のコール。
ホッとして部屋から出ようとすると
「待って!お別れのキス」
何がお別れのキスだよ!50じじいがよ!
あたしはこの時、もう2度と会いたくない客だと思ってたので、名刺も渡してなかったし、恒例のキスもなしって決めてたのに。
キスしたら、舌入れて来やがったんで、さっさと体を離したら
「何だよ〜〜。素っ気ないなあ」
気持ち悪いよ!もう気持ち悪い!
金出さないと女に相手にされないくせにさ!
今日、指名で来た人は60歳のおじいちゃんだけど
あたしはこの人は大好きだ。
「ソープで働こうと思わなかったの?」って聞かれて
「1日、何人も本番出来ないから。壊れちゃうから」って言ったら
「そうそう。ソープで働いちゃ駄目だよ。本番は駄目だよ。ヘルスがいいよ」って。
全然、無理な事言わないしね。
彼からやっとメール着た。
高熱で子種なくなったとか言うから
「なら、他の男と子供作る。子供欲しいから」って言っといた。
3日も仕事を休んだから、もう今月は会えないって。
嘘付きだよ。
って3日も休んだのなら、あたしが看病に行くのに。
仕事に行くって言うから・・・
休んでたってわかってたら長野に行ったのに・・・
あたしは無力だ。
今日もデリヘルの面接に行く。
あたしは3つも掛け持ちする気かね。
そのデリヘルは、店舗もやってるらしく
「店舗で働いてもいいよ」って言ってたが・・・
掛け持ちもOKだし。
今の所、24時間働ける体制はばっちりだ
Arranged +
Written by 樹杏(じゅあん)