非日常かもしれない日々

■ 別れないよ! 2002年12月25日(水)
もう年の瀬だと言うのに、やっぱ、あたしは上手く行かない。

明後日は彼に会えるかもしれない。
でも「しれない」だけど・・・

「明後日、会えなかったら一生会えないと思っていて。
もしかして、あたしはもう札幌に帰るかも」

「一生、君といたいけど無理だろうし」

「別れる気はないよ。でも(帰るのは)仕方ないのかなあ」
そんな会話をメールでする。

もう、帰ったら中々、会えなくなる。
あたしは、そんな事よりも本当は、すぐに死んでしまいたいと彼に返事する。

「また、そんな事を言う!馬鹿者!」

「○ちゃんがいると死ねない。いないと死ねるから」
「じゃあ、いつまでたっても死ねないね。いつまでも俺がいるから」
「俺は別れないよ。逢えなくたっていい!」

「生きていても君に会えなくなったら、あたしは気が狂う」

あたしは早く、彼と一緒になれるように頑張ってきた。
でも、もうくじけちゃったよ。
生きてるのも疲れたよ。
そう言うと
「急にくじけるな!俺がいるから、いつまでも死ねないじゃん!」
「強くなって!!でも前よりは強くなったね」


例え、今よりも会えなくなっても彼はあたしと別れないと言う。
でも、あたしは会えなくなるのは辛い。
今よりも逢えなくなってしまう。

「お前に会えない辛さに耐えられないから別れる」
と、5月に彼はあたしに言った。
いつの間にか、その言葉は撤回されていたけど・・・
今、あたしは昔の彼と同じになっている。
「君に会えない位なら別れる。もう死にたいし」って・・・

でも彼の優しい言葉を聞くと・・・

あたしの決心は揺らぐ。

この世にたった一人。
あたしの事を本気で心配してくれる彼。

誰もが羨む素敵な男。
あたしなんかには勿体ない男。




↑メッセージが変わるよ
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Arranged + Written by 樹杏(じゅあん)

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