もう年の瀬だと言うのに、やっぱ、あたしは上手く行かない。
明後日は彼に会えるかもしれない。
でも「しれない」だけど・・・
「明後日、会えなかったら一生会えないと思っていて。
もしかして、あたしはもう札幌に帰るかも」
「一生、君といたいけど無理だろうし」
「別れる気はないよ。でも(帰るのは)仕方ないのかなあ」そんな会話をメールでする。
もう、帰ったら中々、会えなくなる。
あたしは、そんな事よりも本当は、すぐに死んでしまいたいと彼に返事する。
「また、そんな事を言う!馬鹿者!」「○ちゃんがいると死ねない。いないと死ねるから」
「じゃあ、いつまでたっても死ねないね。いつまでも俺がいるから」
「俺は別れないよ。逢えなくたっていい!」「生きていても君に会えなくなったら、あたしは気が狂う」
あたしは早く、彼と一緒になれるように頑張ってきた。
でも、もうくじけちゃったよ。
生きてるのも疲れたよ。
そう言うと
「急にくじけるな!俺がいるから、いつまでも死ねないじゃん!」
「強くなって!!でも前よりは強くなったね」例え、今よりも会えなくなっても彼はあたしと別れないと言う。
でも、あたしは会えなくなるのは辛い。
今よりも逢えなくなってしまう。
「お前に会えない辛さに耐えられないから別れる」と、5月に彼はあたしに言った。
いつの間にか、その言葉は撤回されていたけど・・・
今、あたしは昔の彼と同じになっている。
「君に会えない位なら別れる。もう死にたいし」って・・・
でも彼の優しい言葉を聞くと・・・
あたしの決心は揺らぐ。
この世にたった一人。
あたしの事を本気で心配してくれる彼。
誰もが羨む素敵な男。
あたしなんかには勿体ない男。