非日常かもしれない日々

■ 俺の「ふるさと」 2002年10月10日(木)
「いつ帰って来るの」
何てあたしは彼に聞いてします。
「帰って来るのと言っても、横浜に仕事ないからなぁ・・」
「じゃなくて、遊びに来ないの?」
「忙しくてなぁ・・・」
「あたし本当に札幌に帰っちゃうよ」
「またぁ〜帰る気なんてホントはないでしょ?」
「あるよ、あるから友達に帰っていいかどうか聞いたし・・」
現在、あたしの札幌の自宅には友達が住んでいる。
家賃を払い続けるのが勿体無いのと、その時に一人暮らしをしたくてアパートを探していた友達と、あたしの利害関係が一致したのだ。
「駄目だって言ったでしょ?友達」
「言わないよ。部屋空けるって言ってた」
「え〜・・・」
彼は絶句。思わず
「嘘だよ。もうちょっと東京で頑張るよ!」
「東京?何で東京なんだよ!横浜にしてくれよ。横浜の方が俺、慣れてるから」
勝手な言い分です・・・
「大体、俺の”ふるさと”なくなったよ」
「ふるさと?」
「お前の、前の横浜の家が俺の”ふるさと”」




↑メッセージが変わるよ
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Arranged + Written by 樹杏(じゅあん)

Material by B*wasabi + Skin by caprice*
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