非日常かもしれない日々

■ 取り越し苦労 2002年05月31日(金)
日曜日から昨日の夜まで、彼からメールが来なかった。

そりゃ心配だ。

「生きているのか?」
「無視してるのか?」
「あたしとは本当に別れたいのか?」
5日間も連絡がないのは初めてだ。

しかし夜になってようやく来た。

「もろ忙しいよ
  (中略)
 今、風呂に来た所。昨日は入れなかったらすっきり!」

「今は仕事じゃないな!」

って、あたしはすぐに彼に電話した。

開口一番
「心配するでしょ!」
「ごめんなさい」
「何で5日間もメールしてこないの!」
「ごめんなさい」

たまに彼は、子供のような口調で話す。
普段は虚勢の張った話し方なのに(笑)

「だって、忙しかったんだよ。メールも電話も出来る状態じゃなかったよ」
「本当は昨日、電話しようとは思ってたけど、マジで忙しかったんだよ」
「大体、お前は付き合っている時からそうだよなあ」

「じゃあ今は付き合っていないの?」
「付き合っていないよ」
「じゃあ何で電話してくるのさ」
「お前が電話してきたでしょ?」
「今日はあたしからしたけど、いっつもあんたから電話してくるでしょ?」
「友達だから。そうそう、友達ランキングの真ん中には入れてくれよ」
「嫌だ!あんたは一番下の友達!」
「ケチ!せめて真ん中にしてくれたっていいじゃん!何で俺が”一番下の友達”なんだよ!」
「それにお前、俺たちはもう別れたんだから”愛してる”て言うなよ」

「だって愛してるもん!愛してないの?」
「愛してない!」
「その言い方が”愛してる”って感じじゃん!」
「愛してない!」
「それとも、君のあたしに対する”愛してる”は嘘だったんだね!前の日まで”愛してる”って言っておいて、次の日には”別れよう”だもんね」
「嘘じゃないよ!お前、俺と一緒にいて嘘だと思った?」
「わかんない!気が付かなかっただけかもしれないし」
「本当に嘘じゃないって・・・」

それ以外にも彼は
あたしの事が心配だ。無駄使いもするな〜。リスカするなてうるさい。
それに対して
「ランキング最下位の友達に余計な事で心配されたくないわ!」って言ってやったら
「心配するに決まってるだろ」だって。

「今の店も辞めようか迷ってる」
「辞めても今の○○市にはいるだろ?」
「さあ・・・ここにはいないよ」
「じゃあ田舎に帰る?」
「さあ・・・あんたには行き先言わないで消えるよ」
「何で言わないんだよ!」
「あんたに関係ないじゃん!」
「そうやって俺を脅すなよ・・」

て感じで、あたしは切れそうになりながらも
「ま、別にいいんだけどねえ〜。あ〜話は変わるんだけどさ」
って世間話に切り替えて流しちゃう。
彼はモヤモヤしてるし(笑)

何だかんだ、馬鹿話もして、彼の携帯のバッテリーがなくなるまで長電話(笑)
彼は銭湯のベンチに座っていたらしい。
うちらは本当に別れたのか?

「新しいiモードが出たら、それ買わないの?10月位に出るやつ、写真メールも送れるんだって!お前のおっぱい画像送って欲しいとか言うかも」
って普通の「どうでもいい男友達」が言えない発言だし・・・
彼しか読めない日記についても
「お前、毎日書いていないだろ!サボるなよ!」
”ただの友達”のプライベート日記を楽しみにするって・・・
パス付き日記で彼しか読めない。
毎日、あたしが彼に向かって書く「手紙」みたいなものです。
ちゃんと読んでいるようです。

既に何人かの友達に
「あんたの彼氏の話は聞きたくない。そんな事で何で悩むのかわからない」
「ノロケ話にしか聞こえない。別れていないもん」
「彼の事の内容に関しての、樹杏からのメールは無視する事にした」
「彼、思い切り甘えてるねえ」

あたしは、すっごく悩んでいるんですけど?

遂には知人の占い師にまで
「そんなの占えない。のろけてる?二人で仲良くね!」
「占わなくてもわかるよ〜。彼はあなたの事を好きだわ」
「もっと深刻な恋愛の悩みを抱えている人がいるんだから・・・」
「いろんな恋愛相談を受けるけど・・あなたのは悩みじゃない・・・」
「愛されてるねえ・・・」

何か、あほらしくなって来たかも・・・・




↑メッセージが変わるよ
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Arranged + Written by 樹杏(じゅあん)

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