非日常かもしれない日々

■ やっと恋愛日記が書けるよ 2001年12月27日(木)
あたしの腕の小さな傷を見て彼は言う。
「今度、こんな事をしたら”げんこつ”だぞ」
「大した傷じゃないじゃん。小さいよ。昔は肉が見えるくらい傷つけたよ」
「馬鹿!大きさの問題じゃない!」

年下の彼は、いつもあたしを子供扱いする。
あたしの愚痴を最後まで聞いて、結局、あたしを叱るけどね。
年下なのにパパみたい・・・・・
あたしは遠慮なく甘えるのさ。

でも寝ぼけている時の彼は違う。
子供のように、あたしに抱きついてくる。
翌日には言った事も覚えていないらしい。
「大好きだよ」って、あたしに言ったくせに全然、覚えていない。
「甘えさせて」って、あたしを抱き締めて寝てしまう彼。
可愛くて頭を撫でてしまう。
寄り添って寝たがる男。
あたしが寝ずらくて離れると。強引に引き戻す。
翌日に指摘すると
「え〜俺、そんな事言った?覚えてねぇ〜けど・・・無意識に言った事が本音だよ」

この先、本当にこの人でいいのか、まだ迷っているあたし。
凄く優しくしてくれて、デート代は全額、彼持ちで何か合ったら飛んできてくれて、あたしが泣いたら抱き締めてくれる人なのに。
先のことがまだ不安。
でも・・・・今が良ければいいのか〜って思う、あたしもいる。

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Arranged + Written by 樹杏(じゅあん)

Material by B*wasabi + Skin by caprice*
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