うちのじいさん(一緒に住んでないほう)が、
去年あたりから鴨を可愛がっている。

鴨は毎年近くを流れる川にやってくるんだが、
餌になる草が川が汚くなったせいでほとんどはえなくなったらしい。

そこでじいさんは鴨にパンをあげるようになった。

じいさんは市内のパン屋からパンのみみを安くわけてもらい、
食べやすい大きさに切って川に撒いた。(撒くって…)

最初はじいさんを警戒し、じいさんがいなくなってからパンを食べていた鴨たちも、
今ではすっかり仲良しらしく、じいさんが口笛を吹くと近くにやってくる。
それどころか、じいさんが行く時間になると川に集まってくるようになった。

そしてさらに…
じいさんがパンを撒きながら家まで誘導すると、次の日から時間になると家(というか隣の空き地)(雪がすごい)に集まってくるようになった。

じいさん、ちょっとやりすぎじゃないか？
と思ったケド、
実際鴨が飛んでくるのを見たら嬉しくなった。

じいさん、あんまりやりすぎると自然のなかで生きてる鴨を甘やかすことになるし、
もしかしたら隣の隣とか、糞の被害にあうかもしれない。
鴨の食べかすを狙うカラスもいるし、
鴨をねらってる(っぽい)鷹(っぽい鳥)もいる。

可愛いのはわかるケド、やりすぎはいかんよ、じいさん…

セツカ ｜MAIL