雪組の新公を東京で見るのは初めて。仕事の関係で睡眠不足で観る前は不安だったが、それは問題なかった。
蓮城さんは、真面目さを前面に出したアルバート像。香綾さんのエジェフもスマートな悪役っぷり。イワン(バーベル)との写真の件もミシン目に沿った切り写真にしてみたり、コメディ度を上げていた。大月さんはさすがの貫録というか安心してみていられる。本役に及ばない部分(アルバートのニヤケた雰囲気とか、活動のような動きのエジェフさんとか)を別の手段で補った結果か、新人公演というより役替わり公演を見ているような感じ。中でもいちばん目を引いたのは、バレリーナ(ペトルーシュカ)の笙乃茅桜さんの軽やかさだった。本公演では申し訳ないけれどもあまり意識していなかっただけに、なかなか有意義な観劇でした。なんて、偉そうだけど。
記憶が捏造されてなければ、呪文は「アルバート様」のあいうえお作文。 アルバートの「何をさせる気だ」が真に迫って聞こえたよ。(イヤー、ヘンリーさんったら何するのー、みたいな) ヘンリーさんはヘンリーさんで誤解されてもよさそうだったし。
日替わりランチ(野菜の天ぷら盛り合わせだったような)