ラのつく日記
しをん先生の「政と源」の発売を新聞広告で知り、数日迷うも購入。 大変面白かったです。これは最高傑作では…!? 私がしおん先生の著作のなかでおそらく一番大好きなエッセイでもふれられていた、 初詣に並ぶ列のことが取り入れられていて、とても効果的だったのでうれしくなりました。 それからしばらくしをん先生を読み返す。 まほろ駅前の番外地と(本編はあまり好きじゃない)、光と私が語りはじめた彼は。 天国旅行ときみはポラリスも読みました。 手元に残すのは「あやつられ文楽鑑賞」「秘密の花園」「月魚」「格闘するものに○」「政と源」でいいような気がしてきた。エッセイ(あやつられ〜のぞく)は文庫を買い直す。
皆川博子先生の「少年十字軍」、これは何で知ったんだっけ…? アマゾンレビューかも。題材もドキドキするジャンルだったので勇んで購入。 大事に読みました。期待に違わず面白かった。 日常から、ふいに気が狂いそうだ…いやもう狂ってる?っていう域にぐらっと入るのがたまらない。 「海賊の女王」も読みたいけど、かさばるなあと思って買えずにいます…電子書籍が生まれて初めてほしいと思っている。リリースされてないけど。
「華竜の宮」上下、姉にすすめられてひさしぶりに本格SF。 面白くて頭がくらくらするぐらい一気に読んでしまった。これ最高、最高だよー。 設定も登場人物もすべて好き。私は獣舟になりたい。
振れ幅を戻すためになじんだBLでも…と思って一穂ミチ先生を読み返し中です。 今日は「ハートの問題」を読んだ。 昨日は「Don't touch me」、明日は「オールトの雲」の予定。 「美男の達人」を本棚から発見してうれしかった。 とてもひさしぶりに「夏の塩」「夏の子供」も読みました。
再読するということそのものがとても久しぶりだったんだけど、いいものだなあって思いました。 読んでいた当時の自分を確認するというナルシスティックな意味もふくんでしまってやらしいんですけど。
ほかには「私の銀座」も軽い気分転換に本当にちょうどよくて、いい本を買ったと思った。
いまバッグには「歌う船」を入れています。桐さんに借りたSF。 読み返しブームが去ったら読む。楽しみ!
|