今日もまたタイトルが変だが、一応学校の話。
学食に入ったら、いきなりそこにはロード・エルロンド (仮名、職業:コースヘッド)が鎮座ましましていた。幻の奥方と一緒に。 職場結婚だと聞いてはいたが今まで見たことなかった。 予想通りなかなか可愛い、世の中やっぱりそんなもんだ。 恐れ多くも、彼に3回もコースのことでクレームをつけた私は ばっちり認識されているらしく、にっこり笑って手を振られた。 笑うと別人のように優しい顔になる・・・わけはなく、やっぱり怖い。 しかしこちらももう慣れたので、笑って挨拶を返す。 学食のおばちゃんはpeaをてんこ盛りよそってから、 「あら、人参の方が良かった?」と言う。遅すぎです。 それと鶏の毛ぐらい毟っとけとつっこみたい。(スーパーの豚肉もだ) イギリスの食材と食事事情については、 「『イギリスはおいしい』に対するカウンターアーギュメント」と 題していずれレポートを仕上げるつもりだ。(嘘です。)
IELTSというテスト対策の授業の時間割が変更になり、 そのリストに私の名前がなかった。 たまたま、その先生に会ったので、声をかけようとしたら、 「君のビジネスのエッセイ返すよ」と言われた。 「いえ、私はビジネスはとってません。それよりIELTSのクラスに 私の名前がないんですけど。」 「ああ、ただの間違いだよ、それは。エルロンドが10年後ぐらいに 直してくれるよ。」 いや、6000年生きてる彼にとってはそれでもいいかもしれないが、 私には遅すぎだ。またクレームをつけねばならないらしい。 「あれ?君のエッセイがないよ」 だから、私はビジネスはとってないってば。 この微妙に人の話を聞かない先生は、オックスブリッジの両方で 学位を取っている化け物である。ビジネスと心理学らしい。
さて、「ヨーロピアン・ソサエティ」のセミナー。 レクチャラーはここでは仮にレディ・アンとしておく。クィーン・アンでも可だ。 (←仮名になってない) 金髪、細い縁メガネの彼女は付加疑問文(だっけ?)を連発する。 It is 〜, isn't it? というあれだ。 以前のチュートリアル(こんな内容でエッセイを書くという面接)で、 「Don't you follow me, do you !?」と言われた私は思わず、 「I would have followed you, My captain. My queen. 」([c] Boromir) と口走りそうになった。 70年代ミッキーマウスとか、トルコ人の姑とか彼女のネタは尽きないが とりあえず、今日のテーマは「ナチズムとファシズム」 だがイースター休み前に行われたレクチャーの内容は記憶の彼方なので、 ナチの軍国主義について聞かれた時にゲーリングの話を持ち出してみた。 「貴方、なんで彼の事を知っているの?」(メガネキラン) 「レッドバロンの本を読んだからです」 "Oh, Red Baron! He was a great successful German ace pilot.〜" とちょっと嬉しそうに解説しだした。実は好きなのか?リフトホーフェン。
一つ。勘違いしていたことを知った。 ローマ神話のヤヌス(発音がジャナスだったので、最初わからなかった) についての話が出た。二つの顔を持ち、相反する性質を持つと答えたら、 違うと言われた。彼女が二つの顔を持っているのは、 過去と未来とを共に見ることができるという意味らしい。叡智の象徴? 日本の和魂と荒魂みたいなものかと思ってたけど。
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