英国留学生活

2002年04月15日(月) Ronin

今朝は早起きをして、卒論のメインボディーを力技で仕上げた。

私にテレビとビデオデッキを貸していってくれたフラットメイトが、
もうすぐタイから帰ってくるので、その前に何かビデオを見たいなと
思って、ちょこちょこビデオ屋さんを物色していました。
とりあえず近所のビデオ屋で会員証を作りましたが、
今、一番見たかったシャープシリーズはありません。
「リング」や「もののけ姫」はいいからイギリスのドラマをおいて欲しい。
仕方ないので、「Ronin」と「Midsummer Night's dream」を借りました。

Ronin
あまり面白くなかったのは、私のリスニング力の問題なんだろうな。
最後の落ちが良くわかっていない気がします。
まあ、Sam(デ・ニーロ)とVincent(ジャン・レノ)は格好いいでしょう。
特に、Samが負傷した後に訪れた、日本かぶれのもぐりの医者らしき人の
家でのVincentとその医者(名前わからん)の会話は良かったと思います。
その彼が、Samに四十七士の話をするのだけど、
(登場人物たちは冷戦終結に伴って失業したスパイ達らしい)
betrayって言ってた気がするんだけど、別に浅野内匠頭は
裏切られて殺されたわけではないのだけど、聞き間違い?
masterを失い、新たな主人を求めるwarriorたちをRoninと呼ぶ。
って、私最初Roninってイタリア語か何かだと思ってましたよ。
スパイたちと浪人を引っ掛けて、何故戦うというような問いかけを
するのは面白かったと思います。

Midsummer Night's dream
普通に面白い。ちょっとオベロンが若過ぎで、
パックが年取りすぎかなーという気はしましたが。
ライサンダーがあの格好でうろうろ動き回るのはどうかと思いましたけど。

ところで明日から、3日ほど旅に出ます。(現実逃避の比喩じゃないです)
母に電話で「春休みにコーンウォール行くから」と言ったらば、
「ふーん、ゴンドールってとこに行くの、それってどこ?」
と切り返された。
「・・・それはミドル・アース」
(それにしてもニュージーランドにまで行っておきながら
映画見てないなんて←本人とっては別に関係ないだろう)

宿屋の主人に「公共の交通機関でこの辺りを回るのはナンセンスだということは、ご存知でしょうか?」
とまで言われたほどの僻地へ、行ってきます。



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