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2006年06月14日(水) ■ |
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処分したいけれど処分できない本 |
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今、売ってしまいたいけれど売れない本が数冊ある。『ビル・ゲイツ未来を語る』と『帝王の誕生─マイクロソフト最高経営責任者の軌跡』と『赤い楯─ロスチャイルドの謎(上・下)』という全てノンフィクションものだ。ちなみに『ビル・ゲイツ未来を語る』はすでに絶版。
私はビル・ゲイツが好きなので(ビル・ゲイツについての批判はあるだろうが、これは個人の好みだから)、本が出たときには喜んで買ったのだが、フィクション好きとしては、いかんせんこういうノンフィクションものは面白くない。フィクションに近いトンデモ本なら好きなのだけど。
結局ずっと読まずにしまってあったのだが、いよいよ売ってしまおうかと思って出しておいたところ、やっぱりビル・ゲイツ好きなので読もうかなと思ったり、でもインターネットが普及する前の話なんて、今更読んでも仕方がないと思ったり・・・。でも、もう絶版だから持っていようかなとも。
ロスチャイルド家に関する『赤い楯』は、これもノンフィクションだから読むのが面倒な感じなのだが、考えてみれば、まさにタイムリーな本じゃないかと思ったりして(ユダヤについて勉強しているところだから)、これもなかなか手放す決心がつかない。
実際、読み出すと面白かったりする。イアン・フレミングはロスチャイルド家の子孫だとか、ダイアナ妃や、世界最大のタバコ会社「ブリティッシュ・アメリカン・タバコ」(ラッキー・ストライク、クール、ケントなどのメーカー。私が吸っているカプリもそう)を買収しようとしてきたジェームズ・ミシェル・ゴールドスミス(実際に買収したのかどうかは先を読んでいないのでわからない)もまたロスチャイルドだとか・・・。
アメリカのタバコ産業にはユダヤ人が多いと、先日やったばかりじゃないか!とか思うと、やっぱり読むべきだろうと思ったりする。でも、人の名前がいっぱい出てきたりするから、かなり面倒なのだ。(^^;
しかし、これは結局ユダヤ人陰謀説のほうの本なんだろうか?だとしたら、読むだけ無駄だ。近藤先生によれば、ユダヤ人の陰謀など真っ赤な嘘だからだ。ロスチャイルドがいくら金持ちだとしても、ロスチャイルド程度の金持ちは世界にはたくさんいるわけで、ロスチャイルドだけが突出した金持ちというわけではない。
なーんて考えていると、なかなか処分できない。場所ばかり取って仕方がないので、処分したいのは山々なのだが、どうするべきか・・・。とにかくざっとでも読んでしまえば、晴れて処分できるよね、とか思いつつ、やっぱ邪魔だよとも思う。
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