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2006年05月27日(土) ■ |
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あれこれ併読してパニック状態 |
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マーケットプレイスに頼んでおいたアニー・プルーの2冊目の本が届いた。というか、図書館で借りて読書中だったのだが、他に予定も立て込んできたし、あとでゆっくり読もう(いつ読めるのか?)と思って購入。自分で買って持っていても損はない本だと判断。
トンデモ本や、ヴァンパイアものなども併読していて、なかなかアニー・プルーのような詳細に書き込む作家の本を落ち着いて読むことができずにいる。そこへもってきて、アーヴィングやマッカーシーも届いてしまったから、嬉しいような困ったようなだ。
マッカーシーは、案の定読みにくい。というのも、例によってスペイン語まじりだからだ。先日、原稿を書いていて、なぜ会話部分にカギカッコをつけないのか?と聞かれ、マッカーシーがそうだからと答えたのだが、それが読みにくいものであることは自分でも良く分かっているので、やっぱりカギカッコはつけることにした。当然ながら、私はマッカーシーじゃないので。(^^;
マッカーシーも、最初は見ただけで読む気も起きなかったのだが、読んでみたら、カギカッコがないことなんか何でもないというくらいに好きな作家になった。そんなことどうでもいいよという感じだ。それくらい中身がいいって、すごい作家なんだなと思う。
もっとも、それは黒原敏行さんが訳してくれたものがいいわけで、原書では英語どころでなく、スペイン語もわからないのだから、やはり読みにくい。マッカーシーのサイトにスペイン語の英訳が載っていると黒原さんから教わったが、それを見ながらというのもしんどい。でも本当に好きなら、それくらいはしなさいよということだろう。
そんなこんなで、あちこち気が散って、どれもこれもあんまり進まないので困った。アーヴィングの新作は820ページもあるし、よほど気合を入れて集中しないと、ちょっとやそっとじゃ終わりそうにもない。
「BOOK CLUB」も毎月課題本を出しているが、これも溜まる一方。時期を決めて課題本を消化するよう無理にでも努力しないと、全然読めそうにない。
〓〓〓 BOOK
◆マーケットプレイス
『オールド・エース』/E・アニー・プルー (著), E.Annie Proulx (原著), 米塚 真治 (翻訳) 価格: ¥3,150 (税込) ユーズド価格:¥1,439+送料¥340=¥1,779 (鎌ヶ谷市・ブックマート馬込沢店) 単行本: 403 p ; サイズ(cm): 19 x 13 出版社: 集英社 ; ISBN: 4087734218 ; (2004/09) 出版社/著者からの内容紹介 日系企業の新入社員ダラーは養豚施設建設のため米中南部へ赴き、地元の利害関係や価値観に直面し試行錯誤。土地の有力者の提唱する自然回帰思想にも賛同できず独自の生き方をしようと決意する。全米図書、ピュリッツアー賞作家アニー・プルーが現代アメリカの根深い矛盾と危機の縮図を描く最新作。
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