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2005年09月09日(金)
ヤモリマンション

体長3センチほどのちっちゃなヤモリが、ドアの隙間を通り抜けて部屋に入ろうとしていた。うげげ〜っ!基本的に足のないヌルヌル系のものが不得意な私だが、こういう両生類っぽいものもダメ。必死で気持ち悪くて倒れそうなのと戦い、持っていた新聞紙を使って1階まで戻した。さすがに殺すことはできない。

以前から、うちのマンションには体長10センチほどのヤモリがいるのは知っているのだが、まさかそんな大きなやつが、部屋の中に入れるはずがないと、こちらは安心していたのだが、今日のは何?やつの子ども?ドアを通り抜けてしまうなんて、信じられない!もしかして、知らないうちに部屋の中にいるかもってこと?前にも、窓を閉めたときに、何やら妙な感触を覚えたので、見てみると、ヤモリがはさまって死んでいた。ぎゃーっ!

うちの周りは開発地域になっているので、すでに人の住んでいない家なんかもたくさんある。窓を開ければ、隣の無人の家との間は50センチくらいしかない。雨が降ったりすると、周囲は墓場の匂いがする。何かが腐ってるって感じ。幽霊出没の噂もある、不気味な場所なのだ。実際には、たぶん下水の匂いか何かなんだろうが、風を入れるために窓を開けるのも、あまりいい気分ではないのだ。その上にヤモリ!もう、こんなマンションいやだーっ!

そういえば、先日図書館で借りてきたいしいしんじの 『ポーの話』 には、ウミウシの絵がいくつも描かれている。表紙はウナギ。足のないヌルヌル系ばかりだ。ウナギはまだしも(とはいえ食べられない)、ウミウシなんて色がカラフルなだけで、私の天敵である「名前を言ってはいけないあのもの」にそっくりじゃないか!

こうなるともうダメ。なんでこんな絵を表紙に使うんだろう?と腹が立ってくる。とにかく何でもいいからそれを隠したいと、そばにあったチラシでカバーをして読んでいる。だって、そのままじゃ触れもしないんだから。バカじゃないの?と言われたが、嫌いなものはどうしたって嫌いなんだからしょうがない。ゴキブリが嫌いな方、ゴキブリの絵がついた本を平気で読めますか?

以前別のところで、これまた大嫌いな「オオサンショウウオ」のことを書いたら、苦手だと言っているのに、「でも、声はきれいなんですよ。ぜひ聞いてみてください」なんていうノーテンキなコメントを何度も寄せられた(いい加減にしてくれ!)。「3すくみ」のひとつといっても過言ではないくらいだから、たとえオオサンショウウオの声を聞くことがあったとしても、「きれいだ」とうっとりすることは絶対にないだろうと思う。ゴキブリが嫌いな方、ゴキブリの声がきれいだと言われて、聞く気になれますか?


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『The Big Book of Su Doku 2』/Mark Huckvale (著) ¥949
ペーパーバック: 400 p ; 出版社: Orion (an Imprint of The Orion Publishing Group Ltd ) ; ISBN: 0752879391 ; (2005/08/25)


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