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2005年07月22日(金)
「ニューヨーカー」の短編小説

Anna Quindlen の『Black and Blue』を読んでいたら(これもかなり昔に買ってあったのになかなか手に取れなかった本)、次のような箇所があった。

まるで「ニューヨーカー」に掲載されている、始まりもなく、終わりもなく、テーマもない、わけのわからない短編小説のようだ。

ビンゴ!という感じで、思わずほくそえむ。「ニューヨーカー」とは有名な雑誌のことで、そこに掲載されている短編小説のことを言っているわけだが、「ニューヨーカー」誌の顔と言われたジョン・チーヴァーなどはともかくとして、私以外にもそう思っている人が、それもアメリカ人でいたんだなあと思って、嬉しくなってしまった。

これは、“「ニューヨーカー」に掲載されている”という部分がみそで、これがあることで、単にわけのわからない短編小説というだけでなく、どんな短編小説なのか、詳しく書かなくても一目瞭然という感じじゃないだろうか。例えば、私の大の苦手の女性作家の作品みたいなものとか・・・。(^^;

ところで最近、巨大生物に遭遇する機会が多い。単にこれまで知らなかっただけなのか、それとも、何か異常なことが起きているのか?5センチの○○○○(名前を言ってはいけないあのもの)とか、20センチのミミズとか、10センチのムカデとか・・・。近視なのに、こういうものはすぐに見つける。きっと体が危険信号を察知するのだろう。ああ、嫌だなあ。こんなものがわさわさと周囲を這い回るようになったら、私は生きていけない。ぎゃー!

それはそうと、隣の家の軒下にあるアシナガバチの巣に、スズメバチが来るようになってしまった。以前警戒していた巣とはまた違う場所だ。スズメバチはアシナガバチを食べに来るのだが、どこか近くに巣があるに違いない。早いところ何とかしないと、危険!とは思うものの、誰がどうしてくれるというものでもないし、役所なんて、事が起こってからでないと動いてくれないだろうし。マキャモンのスズメバチの話を思い出しながら、冷や汗ものなのだ。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『Black and Blue』/Anna Quindlen (著)
マスマーケット: 384 p ; 出版社: Dell Pub Co ; ISBN: 0440226104 ; Reissue 版 (1999/02/02)
出版社/著者からの内容紹介
NYに住む看護婦のフランは警察官の夫の暴力に耐えきれず、息子を連れフロリダに移り、別人として生活を始める。DV=ドメスティック・バイオレンスの悲劇。ピュリッツァー賞受賞作家のベストセラー。


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