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2004年09月23日(木) ■ |
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『チボー家のジャック』 |
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先日、ロジェ・マルタン・デュ・ガールの 『チボー家のジャック』 を読んだのだが、読み始めてすぐに、ドキッとした。
これって、ホモ小説?
って感じで・・・でも訳者の解説を読むと、小学校高学年にも読めるようにうんぬんとあったので、まさか小学生にも読ませる本が、「ホモ小説」のわけがないだろうと。。。(^^;
男の子同士が「灰色のノート」をやり取りしていて、それが先生に見つかってしまったために、二人で家出しちゃうんだけど、それでまあ、うちは新宿二丁目の近くだし、すぐに想像がそっちのほうに行っちゃったわけ。
その頃、本を読んだり、詩を書いたりするのは、男の子としてはあまりいいことと思われていなかったようで、ノートには、そういうことが書いてあったのかもしれない。だからそれが見つかったことで、家出しちゃったんだろうとは思ったけれど・・・でも、大人になっても、男同士で 「愛してる!」 なんていうのは、やっぱりそうなのかなあ・・・と、最後まで疑いが晴れなかった。
というのも、「灰色のノート」の内容については、何も書かれていないから、つい想像をたくましくしてしまうのだ。全13巻ある『チボー家の人々』には、「灰色のノート」の中身がちゃんと書かれてあるんだろうか?そっちも全部読まなきゃいけないのか?
古典の名作を、こんな風に想像しちゃうなんて、なんと不埒な!って感じだし、ましてや、その時代にそんなことがあからさまになるなんて・・・とは思うけれど、家出しただけで、感化院なんかにやられちゃうんだろうか?と思うと、やっぱり疑いは晴れない。
ゲイだったからどうこうってことではないんだけど、それに、大いにあり得ることだとも思う。でも、この本でそういうことを考えるとは、思いもよらなかったので、ドキっとしたのだ。
〓〓〓 BOOK
◆読了した本
『The Princess Diaries : Third Time Lucky』 (PRINCESS DIARIES #3)/Meg Cabot (著) ペーパーバック: 224 p ; 出版社: Macmillan Children's Books ; ISBN: 0330482076 ; (2001/12/07) 内容(「MARC」データベースより) 突然、王位継承者と知らされた女子高生・ミアの日記大好評第3弾! 本当に好きなのにうまく話もできないマイケルとの恋のゆくえ。 どうなるプリンセス? ユーモアたっぷりのはちゃめちゃコメディ。
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