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2004年04月24日(土)
『すべての美しい馬』

このところファンタジーばかり読んでいるので、ちょっと文学作品でもと思って、コーマック・マッカーシーの『すべての美しい馬』を読んでいる。「オーシャン・オブ・ファイヤー」を観たばかりだから、馬の姿が目に浮かぶうちに・・・と。

でも、やっぱりマッカーシーは読みにくい。読みにくいのがわかっていたので、早川のepiが出始めた頃に買ってあったのに、ずっと手が伸びなかったのだ。内容はアメリカのカウボーイが出てくる話だから、読むなら「オーシャン・オブ・ファイヤー」の映像で気分が高まっている今しかない!と思ったのだが、それはあんまり効果がなかったみたいだ。

いきなり「彼」とか「彼女」とかが出てきても、誰?って感じだし、会話部分に「 」がついていないのも読みづらい。でも、そういうことは重々承知の上ではあったのだが、ヴィゴ・モーテンセンのイメージで、なんとか読めないかと思いつつも、やっぱりなかなか進まない。何度も前に戻って、どういうつくりになっているのか確かめながら読んでいるので、時間がかかる。これが原書だったら、すぐに投げ出すだろうなと思うような本だ。

まだ冒頭もいいところなので、もう少し読み進めてみないと雰囲気さえも掴めないが、なんとか最後まで読めるよう、祈ろう。こういうのは間を置くと、また最初から読み直さなければならないような本だから、一気に読んだほうがいいんだろうけど。。。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『魔法の声』/コルネーリア・フンケ
内容(「MARC」データベースより)
少女メギーの父は、本の中の登場人物を現実世界へ呼び出す魔法の力を持っていた。その為、悪と立ち向かうはめに! 物語の中にのみこまれてしまった母を助け出せるのか? 本をめぐるハラハラドキドキの冒険ファンタジー。


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