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| 2004年01月25日(日) ■ |
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| 「シービスケット」 |
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●映画「シービスケット」鑑賞 <シービスケット公式サイト>
これは泣くだろうと思っていたら、やっぱり泣いた〜! 動物ものだから・・・ということでは全然ない。「負けることもある、でも諦めるな!」みたいなメッセージがひしひしと伝わってきて、だからといってわざとらしい「スポ根」ものっぽくもない。思わず、『モンテ=クリスト伯』の「待て、そして希望せよ!」という最後の言葉を思い出してしまった。
登場人物もみな淡々としているんだけれど、それぞれの熱い思いが伝わってくるといった感じ。アメリカの大恐慌時代の夢と憧れと絶望がすべて含まれており、人々のシービスケットに対する思いに圧倒される。
シービスケットに騎乗する、騎手役のトビー・マグワイアがとてもいい。「サイダーハウス・ルール」の時は、わりに子どもっぽい感じだったが、今回は騎手の役づくりのために、相当体重を落としたと見えて、頬がげっそりこけていた。ウェイト・コントロールの辛さは身にしみてわかっているだけに、そんなところでも感動した。でも、この役はトビー・マグワイアで本当に良かったという感じ。「プライベート・ライアン」のライアン役をやった、マット・デーモンに匹敵するはまり役だと思う。
シービスケットの持ち主役のジェフ・ブリッジスは前々から好きだが、調教師役のクリス・クーパーも渋くてカッコイイ。全て実在の人物で、実際と比べるとだいぶイメージは違うのだけれど、それぞれいい味を出していて、配役も良かったのだと思う。手に汗握る競馬シーンの迫力も見もの。思わず馬券を買ってしまいそうだ。(^^;
内輪話を暴露すると、実際の競馬シーンは、非常に有名な騎手2人がスタントで騎乗しているらしい。それはそうだろう。いくら訓練しても、あそこまで白熱したレースは、素人では無理だと思う。
〓〓〓 BOOK
◆読了した本
『オレンジガール』/ヨースタイン・ゴルデル (著) 単行本: 237 p ; サイズ(cm): 182 x 128 出版社: NHK出版 ; ISBN: 4140054395 ; (2003/10/26) 出版社/著者からの内容紹介 ゴルデルが久々に発表したヤング・アダルト小説。 2003年10月10日、フランクフルト国際ブックフェア会場で本国ノルウェーをはじめ、世界同時に発表されて話題を独占。
『The Winter Room』/Gary Paulsen (著) ペーパーバック: 112 p ; サイズ(cm): 出版社: Random House Childrens Pub ; ISBN: 0440404541 ; Reissue 版 (1991/05/01) From the Publisher The winter room is where Eldon, his brother Wayne, old Uncle David, and the rest of the family gather on icy cold nights, sitting in front of the stove. There the boys listen eagerly to all of Uncle David's tales of superheroes. Then one night Uncle David tells the story, "The Woodcutter," and what happens next is terrible--then wonderful.
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