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2003年10月30日(木)
太陽フレアでオーロラ

太陽フレアで微粒子「嵐」、地球直撃 北海道でオーロラ

今日、このニュースに注目したのは、もともと天体に興味があるのもそうだが、今読んでいる『Witch Child』に、たまたまオーロラの話が出てきたから。

お祖母さんが魔女として処刑されたあと、アメリカに渡る航海をしていた主人公メアリーが、北極でオーロラを見るというところ。時はピューリタン革命後、クロムウェルの息子が護国卿をしていた頃(リチャード・ハリス主演の映画「クロムウェル」を観ていてよかった!)。オーロラは一般の人にはまだよく知られておらず、それを見て人々は天国を見たと騒ぐのだ。

この物語、かなりキリスト教的で、登場人物も聖書にちなんだ名前が多い。そもそも主人公のメアリーからして、聖母マリアのことだし。そのメアリーは、航海中に鯨を見て、それを聖書に出てくる「リヴァイアサン」だと思ったりする。

でもこの本、Amazonでタイトルを見ると(Halloween)となっているのだが、それらしい記述はまだない。ハロウィーンものだと思って急いで読んでいるんだけど。(^^;


〓〓〓 BOOK

◆BOOK・OFF

『二人がここにいる不思議』/レイ・ブラッドベリ \100
内容(「BOOK」データベースより)
太めと痩せのカップルの、出会いと別れと再会の物語「ローレル・アンド・ハーディ恋愛騒動」、天国まで自慢のワインを持って行こうとする呑んべえ領主に抗して村人たちが考えた作戦が意表をつく「ご領主に乾杯、別れに乾杯!」など、23編のジンワリいい話を集めた待望の短編集。ちぐはぐな会話としんみりした読後感が楽しい表題作は、今は亡き両親をレストランに招待した男の話。

『村の学校』/ミス・リード \100
内容(「MARC」データベースより)
南イングランドの丘陵地の片田舎フェアエーカー村。女校長ミス・リードの教える全校生徒児童数40人の小学校に3人の新入生が入学した。豊かな自然に抱かれた村の学校の1年間をユーモアとペーソス溢れる筆致で描く。
※画像は単行本のもの

『緋文字』/ナサニエル・ホーソン \100
内容(「BOOK」データベースより)
十七世紀のボストン。戒律の厳しい清教徒社会で、一人の女が広場のさらし台に姦通の罪で立たされていた。罪の子を胸に抱いたヘスターは、生涯、その胸に"姦淫"を意味する赤いAの字を縫いつけねばならないといいわたされる…。ヘスター、彼女と姦通して苦悩する若い牧師、裏切られて復讐に燃える夫の三人の姿と心理を鋭く追求し、光と影を交錯させながら人間の悲哀を描いた傑作。


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