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2003年04月09日(水) ■ |
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世の中って・・・ |
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今日、パスカル・フロマンの『ロベルト・スッコ』を読み終えた。感想は「私の読書の記録」にアップしたが、この話を読んで感じたのは、これは何も特殊なことじゃないってこと。自転車の轢き逃げもそうだし、隣のバカ学生もそうだし、世の中って、こんなんばっかりなの?と思ったら、がっくりきた。
ロベルト・スッコは精神病院を脱走した連続殺人犯だが、精神病の人だけが特別おかしいんじゃない。現代はみんなおかしい。イラクの戦争にしても、もう何をしているんだか、わけがわからなくなっているし(もっとも最初から理由なんかよくわからない)、それぞれみんな「人のことは人のこと」で、ふん!てなもんなんでしょう。自分さえ良ければって感じ。
愚痴を言っても始まらないが、ロベルト・スッコのような人間は、すぐそばに、どこにでもいると感じた。
〓〓〓 BOOK
◆読了した本
『ロベルト・スッコ』/パスカル・フロマン 内容(「MARC」データベースより) 両親惨殺後、精神病院から脱走、無差別殺人、強盗、誘拐を繰り返し、謎の死を遂げた連続殺人犯ロベルト・スッコ。ヨーロッパ全土を震撼させた彼の「最悪」な青春と、追跡する警察の死闘をリアルに描くノンフィクション。
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