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2002年05月31日(金)
ダーバビル家のテス

今日はお腹が痛くて具合が悪かったので、録画してすっかり忘れ去っていたビデオ「ダーバビル家のテス」をおとなしく見ていた。これは原書も買ったので、本を読んでから見ようと思っていたのだが、いつになることやら・・・なので、とりあえず見てしまった。

作者のトマス・ハーディは、アーヴィングやオースターも好きな作家で、一度読んでみたいと思っていたが、まだ読むには至らず。それにしても、映画はナスターシャ・キンスキーが若くてきれいでかわいい。運命に翻弄される不幸な影のあるイメージがいい。それに、イギリス・ウェセックスのひなびた風景もいい。

結局、愛する人と結婚したはいいが、お互いの過去を告白しあったことから、さらに悲劇が生じるのだが、女性には男性の過去を許す度量があるが、男性にはそういう度量がないということだろう。女性はけして過去を語ってはいけないという教訓のような映画だ。

物語としては、さすがアーヴィングやオースターも好きな作家だけに、しっかりとしたストーリーを持っている、面白い物語だと思う。このところWordsworthでハーディを何冊か買い集めたのだけれど、無駄にはならなさそうなので、ひと安心。絶対読もう!

〓〓〓 BOOK

Amazonから1冊届く
「THE CHRISTMAS SHOES」/Donna Vanliere
THE CHRISTMAS SHOES is a universal story of the deeper meaning of serendipity, a tale of our shared humanity, and of how a power greater than ourselves can shape, and even save, our lives.
書店で見て表紙がとてもきれいだったので、思わず頼んでしまったもの。クリスマス・ストーリーはだいたい期待はずれなのだが、これはどうだろうか?表紙の町並みが、マイアミの町を思い出させた。もちろんマイアミに雪は降らないけど。(^^;


<読了>
「地底旅行」/ジュール・ベルヌ
レビュー
内容(「BOOK」データベースより)
謎のルーン文字を手がかりに地球の中心への冒険旅行に出かけることになったリデンブロック教授と助手のアクセル。途中、道案内のハンスもくわわり、三人は休火山の噴火口から地底へとむかう…。SF作家として名高いジュール・ヴェルヌの傑作。

感想は只今読書中!に。


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