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2001年11月08日(木)
シングルトンズ・ダイアリー/結婚10周年前夜

明日は結婚10年目の記念日。錫(スズ)婚式。
記念にディズニーシーへ!

って、どうやら雨っぽいじゃない!
日頃の行いが悪いってか?ふんだ!どっちの行いだか・・・。<あたしだよな、もちろん。ぶぶぶ。

明日お腹が苦しいと困るので、昨日からコッコアポAを大活用して、できるだけいらないものは排除しようとしてるのに、この努力が実らないのか?
神様、どうかお天気にしてください!プリーズ!


その年、10月10日に引越しを済ませ、結婚式前夜はここにいた。
母が「うちからお嫁に出したかったのにね・・・」と悲しそうにつぶやいたのが、昨日のことのように蘇り、やむにやまれぬ事情があって、母の願いをかなえてあげられなかったことを悔やみ、今日は朝から涙ぐんでしまっている。

父には、当日大泣きして言いたいことも言えないと困るし、涙でくしゃくしゃの花嫁なんてみっともないので、数日前に手紙を書いて渡した。
「パパとママのこどもでよかった」って。

新郎への父の願いはただひとつ。

「これから先、悲しい目に会わせないでほしい」

そう言って、泣いていた。私が初めて見た父の涙だった。


僭越ながら、これから結婚する人たちに言っておきたいことがある。

まず第一に、周囲の人みんなに祝福される結婚をしてほしい。
誰かを傷つけたり、反対されたりしてする結婚は、けして本当に幸せにはなれない。結婚は1点の曇りもない状態でするのが望ましい。
例え、その後どんなに困難な目にあっても、その状態を経験していれば、希望をなくすことはない。うしろめたい思いでする結婚は、些細なことでほころびはじめる。一生一緒に暮らしても、どこかに不幸な思いがつきまとうだろう。

できれば結婚式もしてほしい。
もちろん大袈裟なものじゃなくていい。ここから夫婦になるんだという一線を引くべきだと思うし、両親ときちんと決別し、感謝を忘れないでほしいから。

それから、ちゃんと入籍もしてほしい。
紙っぺら1枚なんてどうでもいいと言って、入籍しない人もいるけれど、どうでもいいなら入籍したっていいではないか。
特に女性の場合、法律的に正式な妻は立場が強いのだから、のちにその紙っぺらが、とても重要なものになってくるのだ。

何よりも、このことは結婚という約束を堅固にする。
入籍なんてどうでもいいという男がいたら、そういった面倒な責任から逃れようとしていると思って間違いないだろう。万一自分がいなくなった後、妻がちゃんと暮らしていけるような配慮がないと言っても過言ではないかもしれない。

好きだから一緒にいたいだけでは、死ぬまでずっと一緒には暮らしていけないのだ。

実際私自身、反対されてもいい、結婚式なんかしなくてもいい、入籍もどうでもいいと思っていた。でも、結婚して改めてその重要さに気づいたというわけだ。やっておいて本当によかった。こういったことに何の疑問も持たず、ちゃんとやろうと言ってくれたダーリンにも、とても感謝している。

周囲の友人たちは「どうせ1年しかもたないよ」なーんて言ってたけど、どうよ?
ちゃんと10年もったじゃないの!

こんなぐうたらで甲斐性のない女だけど、10年も一緒にいてくれて、ありがとう!ダーリン!今夜はテルテル坊主を作って下げておくね。

もしも雨だとしても、結婚10周年のお祝いのうれし涙だと思って、ありがたく濡れて行こう。雨なら「TDSどっと混む」も空いてるだろうしね!


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