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2001年10月06日(土) ■ |
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シングルトンズ・ダイアリー/結婚式当日 |
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朝起きて、なーんか背中が痛いなあと思い、ダーリンにマッサージして欲しいというつもりで訴えた。
「背中が痛いんだけど」 「・・・・・・・・・・・・・・・・歯の抜けた顔で言わないでくれる!?」
あ”ががががががーーーーっ!
夕べ、なんだか仮歯がグラグラすると思って、いやーな予感がしたのだ。今日は結婚式だし、今日いっぱいはなんとかもってくれと祈るような気持ちでいたのに、その祈りも空しく、夜中にとれた。それをすっかり忘れて、起き抜けに、ニターっとしてしまたのだ。 んもうー!んもうー!ったくあのヘボヘボヘボ歯医者! 今日1日、ずーーーーーーっと、前歯を落さないように心配してなきゃならない。あー、私の不幸はまだ終わっていなかったのね!
つづく。。。。。 つづき。。。。。
心配していたパンツスーツは余裕で入ったんだけど、ふくちゃんもター坊も黒の礼服だし、特にふくちゃんは背が低いから、10センチのヒールで並んじゃ悪いかしらと思って、土壇場でグレーのスーツに変えた。
ところが、実はこっちのほうが超大変だった。ウエストを絞ってある上着に、両サイドスリットのスカートというデザインで、ちょっとクラシカルな雰囲気ってのが、なかなかいいんだけど、肝心のウエストのボタンが閉まらないのよ!
仕方がないので、一番痩せてた頃のボディースーツを引っ張り出して、さんざん苦労した挙句、やっと装着。その上から着れば、お腹が出てるなんて、誰も気がつかないよ。たぶん。。。 本人は、息も絶え絶えになってるんだけど、だいじょうぶ、絶対カッコイイって!はあ〜。
ところで、さっちん!またいい男捕まえたわね!5歳年下だって? 一緒に出席したふくちゃんと、葬式帰りのター坊(二人とも独身)が、ため息まじりにこう言った。
「みんな年下に行っちゃうから、俺達にまわってこないんだよな。俺達より年上ったら、もう60越えてるよ!」
ぶぶぶ!まわってくるとか、まわってこないとかの問題じゃないと思うけど、60歳越えても、ステキな人はステキよ!あはは!ふう〜。。。
結局、前歯をなくすこともなく(飲みすぎてトイレで吐いた途端に、前歯も流してしまうんじゃないかと心配だった)、さっちんたちと三次会まで一緒に飲んで、いい気分で帰ってきた。途中で自分の結婚式を思い出して、ちょっともらい泣き。とにかく幸せになるのよ!
とにかく前歯喪失を心配しながら、またボディーの過激な締め付けにも平気な顔を保ちつつ、7時間くらいは飲んじゃったでしょうか?家に帰って、前歯を大事にしまい、地獄の責め苦のボディースーツを脱いだ途端に、めちゃくちゃお腹が空いてたことに気づき、思いっきりほっとしながら、ご飯を2杯も食べた。素晴らしきかな、このぐうたら生活!
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