2003年10月12日(日)

エピローグ


今日は新潟で東日本吹奏楽コンクールが行われた。

部活を引退してから、よく部活の思い出に浸っている。
一番印象に残っている年は?と聞かれても答えられない。
高校に入って3年、それぞれの年に忘れられない事件があった。

高校一年生の年。
この年は、1年 VS 2・3年の戦いだった。
先輩全員大嫌いだった。
毎日顔をあわせるのが辛かったっけ。
今では笑いながら話せるけれど、呼び出しからそれは始まった。
怖かったなぁ。しみじみ。(*´−`)
部長と顧問も対立していて、ものすごく仲が悪かった。
そんな人間関係でいい音楽が作れるわけがない。
県大会は何とか突破したけれど(次点の学校と一点差!)、
西関東では銅賞だった。
いい気味だ。ひひひ。((´∀`))ケラケラ

高校二年生の年。
この年が一番辛かったかもしれない。
とにかく休みがなかった。(;´Д`)
夏休み、部活のない日はお盆を含めて5日程しかなかった。
休みの日のはずなのに、問答無用で個人練習日になった。
本当に忙しかった。クタクタだった。
何かを考える余裕がなくて、
何の為に自分が毎日過ごしているのかわからなくなってた。
お盆休みにおばあちゃんの家に篭ったなぁ、そういえば。
夏休み最後の日まで練習があって、
大会一週間前の練習は9時から5時まであった。(@_@)
でも、その努力の甲斐あって、
学校始まって初の西関東大会での金賞受賞。
嬉しかったなぁ。
金賞も嬉しかったけれど、演奏直後の拍手とどよめき。
あんな体験は、部活をやってこなければ出来なかった。
いい思い出。

そして、今年。
まさか西関東で金賞が取れると思っていなかった。
自分たちの出番の前は、一昨年の日本一の高校。
本番での演奏と、客席の反応から判断すると、
もうどうあがいても銅賞なんだろうと思っていた。
表彰式で、プログラムが一番の高校が
金賞を表彰されているのを目の前で見て、
微かにも残っていた望みはすべて消えた。
だから、
「ゴールド金賞、おめでとう!」
と言って賞状を渡された時は死ぬほど驚いた。
低音パートが少なかったり、大会一週間前に一人辞めたり、
今年もいろいろあったなぁ。
春のころは、東日本の推薦団体の件で悩んでたっけ。
一人で「断っていただけませんか?」って言いに行った時
先生が怖くて泣いちゃったなぁ。
そのあと先生、慰めてくれたなぁ。

三年間、いろいろあった。
楽しいことは一瞬で、辛いことばかりだった。
金賞のために、何度同じ場所を練習したかわからない。
怒られて、恥を掻いて、頭を下げて、こっそり泣いて。
だけど、私は部活を続けてきてよかったと思っている。
後輩には、ぜひ辞めないで続けて欲しい。
辛いことから逃げないで欲しい。
問題には、正面からぶつかって欲しい。
引退の時には、きっと私と同じ気持ちになっているはずだよ。
GOOD LUCK!
いつも応援しています。




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