暗号 − Homepage



2004年05月09日(日) 彼が誰のものにもならなければ良いのに



苦しい。

切ない。

どうしてこんなに簡単に冷めてしまうのだろう。

夢はいつも儚い。



ヒロ君のことはいまでも大切に思っている。

でも。

でも、どーすればいいだろう。

ヒロ君を手に入れれば、KちゃんやKさんは泣くだろう。

だったら手に入らないほうがいい。

ヒロ君が誰のものにもならなければいいのに。

そんなことを考えるあたしは恐ろしくわがままだ。

あたしは彼を愛しているから

手に入れることも手放すこともしたくないの。

みんなの願いは同時には叶わない。

ヒカルちゃんの歌がずっと頭を巡ってた。




光と影はもとは同じモノだとどこかの本にあった。




あたしはなにかを欲するとき、

手に入れることより、同化したいと思う

もちろんそれは到底不可能で

あたしはおそらく憧ればかりが強いってことなんだろう




昨日たろーちゃんの夢を見た。

ヒロ君はでてこなかった。

たろーちゃんはあたしの頭を叩いて、何かを言った。

もう思い出せないけど。

それは涙が出るほどあたしの心に響いて

起き上がったとき、何故だか酷くあたしは幸福だった。




今のあたしが求めてる言葉は何だっただろう。




泣きたくなるこんな夜に、いつも言葉を求めていた。

あたたかい言葉を。




智之は、あたしがヒロ君を好きなことを知っているのかもしれない。

あたしはあんたの優しさ無しで生きていけるように頑張るから

だから、あんたからのメィルはもういらない。

智之は智之の幸せを見つけてね。

あたしはあんたに恐ろしいほど救われたよ。

ありがとう。




今日もたろーちゃんが昨日の言葉をくれるといいのに。






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