2002年09月10日(火) 大切な人が死んだ。
曾御婆ちゃんが死んだ。
今日。
さっき電話があった。
突然、死んだ、と。
多分院内感染症。
あたしは。
この前、病院に行った。
お母さんがしきりに話し掛けていた。
御婆ちゃんは元気そうだった。
お母さんでなく、しきりに私を見つめて。
小さい頃、御婆ちゃんはあたしをとても可愛がってくれた。
いつも、いつも。
それなのに、アタシを見つめるおばあちゃんに、
アタシは何も言ってあげられなかった。
また来れると思ってた。
違う。
アタシは。
嫌な予感がした。
これが最後だと思った。
だから。
今までいえなかったさよならを言った。
手を振った。
でもそれだけ。
あたしにできることは何も無かったかもしれない。
だけど話かける事は出来たはずだよ。
花もってまた来るからねって。
お母さん言ったじゃない。
あたしさ、お花買うから。
御婆ちゃんに見て欲しいよ。
ねぇ。
ゴメンナサイ。
今頃涙が出るの。
アタシは御婆ちゃんがいなくても大丈夫だと思ってた。
違った。
どうすれば帰ってくるだろう。
本当に。
ずっと前のあのお年玉袋が。
形見になってしまったよ。
もっとあなたを残していたかった。
大切な人が居なくなる、という事を、
もう一度、よく考えてください。
大切な人はいますか?
あたしはその人がいなくなって初めて。
その大切さを知った。
曾御婆ちゃん。
あたしは貴方が大好きだった。
今も大好き。
あたしにとってあなたはとても大切だって。
今更すぎるよね。
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After
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photo by nezi-shiki