まるまるこたま

2011年09月21日(水) 空気に舞って

 朗読と音の会に行きました。

 戦争時代の作品をやられていましたが、とても丁寧な距離感で 
 しずかに、だいじに作っておられました。



 ふしぎな民族楽器たちがその手とひとつになったみたいに


 お釜をたたいたり
 
 さかなみたいに泳いでたり


 いろんなものに見えました



 そのひとのまわりが川になったり森になったり

 料理しているみたいだったり 

 踊ってるみたいだったり



 そうして生れた音たちが、まわりにふわぁと広がって



 とてもふしぎで、自然でした。。◎


 


 頭の中には


 語る声から伝わる人びとの顔や姿が


 目の前にいるかのように浮かんできて



 伏し目がちなやさしい顔や、ちいさい手足や


 耳のあたりのおくれ毛や

 
 わらい顔や 声や 景色   



 一瞬で焼かれてかき消されたからだや


 かたちのない でも確かにあった、気もちや
 

 
 それが音といっしょに空気に舞って



 そこに見えました。





 残る 残す 


 伝えるとは

 
 こういうことなかもしれない。















 




 


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