まっしーさんの告別式に参列すべく、東北の仲間と長岡に向かう 高速での事故渋滞で開始の9:30には間に合わなかったものの、出棺の11:00には20前に何とか間に合った
棺の中で花に囲まれたまっしーさんと久々に会う 額に大きな絆創膏をしているが、穏やかな表情 花を一輪、首元に近いところに手向けた
これが最後の別れかと思うと、悲しさの余り泣き出しそうになる 頼む、三分だけでいいから二人っきりにしてくれと願った たぶん二人だけになったら声を上げて涙を流していただろう 昨日あれだけ出してきたというのに
その後出棺 たくさんの人に見送られながら葬儀場を後にするまっしーさん 奥さんと話す時間はなかったのでその後どのように動こうか迷ったが、出来る限り見送りたい思いから、火葬場の場所を聞き、向かう
すれ違いもあったりして、次に会ったのは灰になってしまったあとだった 見る影もなくなってしまい、ホントにこの世から去ってしまったんだなと…
今まで信じられない思いが大きかったのだが、これでもかと辛い現実を突きつけられた思いだった
ご家族の方々と共にまっしーさんの実家に立ち寄る ここで初めてお線香をあげさせてもらい、生前のいろいろなことや、また奥さんはネットの事が余り分からず、まっしーさんがいままで管理してこられたHPやBbsのID・パスワードも不明なことから、取り敢えずは現状保存したいことなど聞き、供養したいことも含めて亡くなった事故現場、共にこの世から去ったFDの所在など確認して、そこへ向かう
FDは、ルーフ部分が無惨にも後方に潰されており、流線型の綺麗だったボンネットは乱雑に湾曲、ロールゲージは折れ曲がり、ボディー側面の有りとあらゆる箇所が、元あった姿形とは違っていた
「これが昨夏、一緒に乗させてもらったFDか・・・」と思うほど 想像していた以上の姿に唖然とした 訃報を聞いたときは、シートベルトしてたのかとか安易に思っていたが、そんなことは関係ない
なんでこんな無茶を タイヤは溝がなくなっていた
無茶で無謀なな事をしなければ、腕の立つまっしーさんであれば、こんなことあり得ない 仕事でホント疲れていたのか、動物が不意に現れたか、併走する車輌がいたか・・・
いずれにせよ、現地まで行くと何かが分かるかも知れないと、みんなで事故現場に向かう
現地は、地元ではそれ系の有名な峠道 登りで右・左と連続したコーナーでの出来事 たぶん右のコーナーを裁いた後、勢いがつきすぎ左のアウト側にノーズから落ちてしまったらしい
起こってしまった後では、原因なんてどうでもいいこと この場所で翌日の朝まで気がつかれずに佇んでいたかと思うと、胸が締め付けられる 途中買ってきた線香に火を付け、手を合わせる ただ成仏出来ることを願って
まっしさん、いままでいろいろ有り難う あっちでも思う存分走っちゃってください でも、残されたご家族はちゃんと見守ってくださいよ 義務ですからね
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