紀姫日常。

2002年10月26日(土) 紀姫的中国紀行◇四日目・五日目

紀姫的中国紀行最終段です。

四日目のスケジュールは万里の長城→胡同(フートン)めぐり→王府井(ワンフーチン)散策です。

★万里の長城
行く前からとても楽しみでした。なんてったって世界遺産。中国四千年の歴史。
すっごい寒かったです。マフラーぐるぐる巻いちゃいましたヨ。
女坂と呼ばれる方に登ったのですがそれでも疲れる・・・。急なんですよ坂が!まさかこんなに登るとは思わなかったし。
でも連なる長城は圧巻。昔の人はスゴイ!
なんでか馬とラクダがおりました。そして駐車場に戻る途中にはクマが・・・。動物園かよ!!
終いには伊達政宗公のような馬に跨ったオジ様(皇帝・・・?)がコグマだっこしてる謎の像まであるし。
楽しかったです。

☆胡同
『フートン』とは、東西の道のことだそうです。
昔は故宮を挟んで北が貴族、南が庶民の居住区だったそうです。だから今でも故宮の南には古い町並みがたくさん残っているんだそうな。
その胡同を三輪車で廻るのです(日本でいうと人力車みたいなやつ)
古い町並みは、みなひしめき合って建ててあり生活のムードいっぱい。あ〜アジアって感じでした。好きな雰囲気ですv
民家に入れてくれたのですがその家のおばあさんとおじいさんがとってもいいひと。和みます・・・。中国大好き。
三輪車はスリルの連続でした。
私が乗った三輪車の運転手さんはどうやら先頭を狙っていたようで早い早い・・・。そしてまんまとガイドさんの三輪車の次(一般では先頭)をキープしていました。さすが〜。
スリル満点でとっても素敵な町並みが見れます。ぜひ中国へ行った際は三輪車で胡同めぐりを!

★王府井散策
王府井は渋谷や原宿などのイメージです。超都会。
ここでは各自みやげなどを買う予定だったのですが私は友誼商店で買ってしまったのでけっこうヒマでした。
それより一緒にいた友達が具合悪くて大変でした・・・。
王府井にはマクドナルドやスタバもあります。デパートも未来的な造りでしたよ!

そんな四日目だったのですが夕飯はしゃぶしゃぶ。私は超楽しみだったんですがテーブルは超ローテンション。みんなの口には合わなかったみたいです。病人も多かったしね。
私、ひとりで食ってました。みんなが空気悪いからって言って外に出たときもひとりで食ってました。
中国も四日目になりゃ大分食事にも慣れたようで、みんながマズイマズイと言ったゴマパン(?)も慣れれば美味いとかんじました。
私ってば適応タイプ?
そんなこと考えながらバクバク食いました。
悪夢がすぐそこに待っていることも知らずに・・・・・・。



そして五日目。最終日。
悪夢が始まる。



朝。お腹が痛くて目が覚める。
近年ない痛みだ。
トイレに行くと案の定、下痢。
まだ早朝なので寝ている同部屋人を起こさぬようにトイレを行き来。

昨日のしゃぶしゃぶか・・・?

頭の中で廻る思い。

朝食、ヨーグルト一口、ろくに食えず。
痛過ぎて死にそう。
名残惜しむ暇なく、ホテルをチェックアウト。
バスで唸る。
空港での間、ひたすら唸る。
聞けば、下痢仲間は結構いるようだ。
ガイドの李さんと別れるときも引きつり笑顔で「再見」。李さん、こんな別れでごめんなさい・・・。
飛行機の中もひたすら痛く。痛いので寝ることに。
眠すぎて昼食の機内食も食べず。
あっというまに日本。ニッポンフジヤマー。
そうそう、私が乗った中華航空は落ちたことはないが添乗員の愛想は世界最悪らしいですね。この前おっこったのは中国ナントカ航空。別社でした。
わたしは行きも帰りも寝ていたのでよくわかりませんでしたけど・・・。

そんな感じで成田から家路に着くわけでありました。

家に帰っても何も食べる気がしなく、結局その日はほとんど食事をとりませんでした。

海外旅行にトラブルは付き物ですが、最終日に一気に振りかかってくるとはな。



そんなこともありつつ、中国旅行、とても楽しかったです。
中国は素晴らしい国です。
また行きたいと思います。
ほんと、楽しいところなんで。

終。


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