「小5組合」@四谷LIVE GATE。
少し前から存在が一部で噂されてた秘密の結社(笑)「小5組合」の初ライブでございます。 「小5組合」とは、アメザリ柳原氏・オバドラ石野氏・ヴェー久保氏・ミラール佐藤氏・いちもく江口氏の、やりますぅ出演コンビの小さい方五人のユニット。 いきなり松竹HPでライブ告知があって、平日にチケット発売開始でした(しかも発売初日は会場売りのみ)。 こういうチケット発売スタイル勘弁してほしいです、ホント…。関東のファンなめられてんのかしら。やだなぁ。
会場は、以前に「東南西北」をやった会場。松竹の若手のライブが定期的にある小さいライブホールです。 椅子が全部で…どれぐらいあったかなぁ??80席ぐらいあったんでしょうか。 立ち見のお客さんとかはいませんでした。
以下はざざっと感想。基本的に構成は、ショートコントの間に企画っぽいコーナーがいくつか(見てからレポ書くまでに日にちが開いてしまったので順番うろ覚えです)。
----- ●小5コント「ティッシュ」 街角を歩く柳原氏。他の四人が配っているティッシュを貰おうとするが、ヘンな配り方してる人ばっかり。
●刑務所のくさい飯 集まって話をしている五人。下手から柳氏・石野氏・久保氏・江口氏・佐藤氏。石野氏が聞いた話によると、刑務所のご飯はそんなにクサい飯というわけではなく、結構美味しいらしい。それを確かめるために、犯罪計画を立てる五人。
これはオチを佐藤氏に任せてしまったという点がバクチだなと(笑)。あんだけの台詞なのにあんなにたどたどしく喋る佐藤氏にビックリしました。きめ台詞のテンポが死ぬ…。江口氏の金持ちキャラもかなり不自然。
●小5コント「タクシー」 運転手×客の二人コント。客→運転手というローテーションでそれぞれ5パターン。
●1秒大喜利 いつもの3秒大喜利の即答版。シンキングタイムが1秒しかないので、事実上は勢いのみの大喜利(笑)。
即答は取り繕えない分、かなりその人の本性が出るかもしれません。 柳氏の「引け引け引けーっ!潮干狩りじゃーい!!」もありました(あの答えは引くよ、普通)。
●小5コント「バレーボール」 ママさんバレー(?)な五人。レシーブ→トス→で、オチ。それぞれ5パターン。
●ゴッドファーザー BGMがゴッドファーザーのテーマ。ハリセンを持った柳氏がゴッドファーザーという設定で、残り四人は着座でアイマスク姿。俺の跡を継ぐのは、俺の考えてることが分かる奴…ということで、柳氏がスケッチブックに書いたお題を目隠ししたまま当てるゲーム。
お題何がえぇ?と客席に聞いてくれるのはいいのですが、事前説明が一切ない(ギャングのてい、という説明しかなかった)ので何を聞かれてるのか全然分かりませんでした。結局実際にやったのは、「水」「時計」「結婚」…だったかな。 柳氏が客席にお題を聞いてる間、目隠ししている四人が大変不安がってました(笑)。「兄貴ぃ!兄貴ぃ、どこやぁっ!?」(笑)。 基本的には最初の回答者から「これは食べるモノです!」とか狭めていかないといけないのですが、石野氏なんかは最初から「これは○○ですっ!」と断定口調で、「何万分の1の確率に賭けとんのや!」と柳氏に怒られてました。 回答者の四人は声しか聞こえないので、柳氏が「お客さんのリアクションにかかってる!」とヘンにリアクションを促してて(笑)客に要求すんなよー。 結局は江口氏がレイ(正解するとレイが貰える)3つでトップ、佐藤氏がゼロで罰ゲーム決定。
●小5コント「待ち合わせ」 待ち合わせで、相手を待ってる柳氏。なかなか来ない相手に携帯で電話すると、「もう着いてるよ」と答える相手、でも微妙に待ち合わせ場所を覚え間違っている。それぞれ4パターン。 石野氏の「六軒のヘルス」は苦し過ぎ…(笑)。
●30秒大喜利 3秒大喜利の楽勝版…と思いきや、回答者以外の人は、後ろから全て先回りして答えを言える。つまり、回答者は他のメンバーが言ってない答えで、かつ他メンバーから禁止されてない答えを言わなければならない。
これは面白かったです。柳氏が、「十六茶が十七茶になりましたが、新しく入った成分は何?」というお題に答えるときに、後ろのメンバーが「高い声とかナシな」と全部彼の武器を先回りでブロック(笑)。結局柳氏がひねり出した答えが「『お〜いお茶』」だったんですけど、私はこの答え好きでした。面白かったんだけど会場はウケず、本人は相当悩んでました(笑)。
●小5コント「バー」 柳氏がマスターのバー。常連の石野氏が会社の後輩三人を初めて店に連れてくる。先輩はまともな受け答えなのに、マスターの質問に真面目に答えない後輩にマスターがキレる。
●一人暮らし 一人暮らしの人の生活を見守る番組。今回のターゲットが柳氏。他四人は実況・解説など。
柳氏は普通のサラリーマンという設定なので、帰って来てスーツ脱いで着替えて…と一人暮らしのいろいろを見せてくれてたんですけど、ヘンに生なましすぎるわ!!(笑)なんかもー…見てるのが辛かった。ピンポンダッシュは面白かったですが。
●エンディングトーク 柳氏が、小5のメンバーに練習の日誕生日を祝ってもらって涙ぐんだ話。(話の前半、ここだけの話にしてと柳氏が言ってたので伏せますが)柳氏のスケジュールの都合で最後に練習出来るのが9/1の深夜24時を過ぎてからで、柳氏はそんなサプライズがあるとも知らず、後輩達にびしびし厳しく当たってたんだそうです。佐藤氏に至っては飛び蹴りされてたそう(「もうあんな厳しい人のお祝いをするのは止めて、四人でケーキを食べちゃおう」という案が出たぐらい厳しく当たってたらしい)。 事務所に届いた誕生日プレゼントを、柳氏が袋に詰めていた(「カエル率高いな〜」←柳氏談)ところ、いきなり電気が消え、「ハッピバースデー〜トゥユー♪」。柳氏は思わず涙ぐんでしまったそうです。ものすっごく嬉しかったそうな。 朝から、同居人のバカリズム松下氏(←初めて知りました。ビックリ…)にDVD貰ったり、現場でマネージャーさんに「リロ&スティッチ」貰ったりしたそうですが、あんなに厳しく当たった後輩から祝ってもらえるとは思ってなかったそうな。良かったね。
その次の日から、柳氏は仕事で香港へ。で、公演日当日の朝の飛行機で日本へ戻ってくる予定だったのですが、その便の時間に平井氏が行方不明になるハプニングが!!これはたぶんスレキンで話すと思います、お楽しみに(笑)。結局柳氏はこのライブのために帰らなければならなかったので、平井氏を置いて予定通り搭乗したそうです。 肝心の柳氏がそんなにタイトなスケジュールだったので、今回のこのライブは、全員で通せたのは本番のみ!!だったのだそうです…。ううむ…。
久保氏が、相方も「羨ましい、大5組合をやりたい」と言ってましたけど、という話をしたら、大5の方は腰の重いのが約二名いるから…と石野氏と柳氏(笑)。平井氏は腰が重いし、緒方氏は事故・風邪・事故・風邪・事故・事故…でそんなんやってる余裕ないそうです。
あとは柳氏から、後輩四人に香港のお土産。紙袋から出てきたのは、香港版の「出前一丁」。香港ではものすごい種類があるそうで、柳氏も10種類ぐらい?買ってきてた。「香港はえらいことになってんのよ!出前一丁どころじゃなくて…何丁や思う?『出前五十丁』やで!!」だそうです(笑)。 他には袋の説明文がめちゃくちゃな日本語(ンとソが間違えられてたり、あまりに酷すぎて何が書いてあるのか読み取れない)のお菓子など。
●罰ゲーム ゴッドファーザーのコーナーで最下位だった佐藤氏が一人で締めのギャグを。なかなかOKが出ず(OKだと銃声がして暗転して終わる約束だったらしい)、苦しいギャグを続ける佐藤氏…。あんな小さいギャグじゃ前の席の人しか分からないよ…。 -----
ちなみに、ショートコント内で「その1」とか「その2」とか言うのを、全部「しょの1」「しょの2」と言う!のが柳氏のこだわりだったのだそうです(笑)。しかしお客さんは全員噛んだのを引っ張ってるんだと思ってたよ…たぶん…。 ショートコントは、始まる前に「小5組合の!小5コント!」て言うんですけど、あれも気付いている人少ないかも(笑)。終わった後は「小5コ〜ン〜ト〜♪」という歌つきでした。
ちなみに五人は、お揃いのボーダー(OUTDOORのパープルの太いボーダー)Tシャツに、それぞれのジーンズ、スニーカーという衣装でした。お揃いで買ったんでしょうかね?柳氏はかなり汗かいてました、最後の方。
全体を通してみると… メンバーを聞いたときに感じた不安ほど(笑)ヒドイ出来ではなかったです。 もちろんまだまだまだまだ(←しつこい)発展途上だとは思いますけど、こじんまりとまとまった小さいライブでよかったのでは。 あとはなんか下ネタが多かったような気がする…。
----- ★追記: 誕生日のくだりで年齢を聞かれた柳氏、「31」というポーズつきで答えるのが流行ってたみたいです(笑)。文章で説明するの難しいんですけど…「さんじゅう(=品川です!を三本指でやる感じ)いち(グッドラック!みたいな一本指の動き)」とゆーもの。これは現物見て下さい、面白いです(笑)。35過ぎたらそんなポーズせずに素で「35です」と答えると言ってました… |