「カリカ・コント 2」@新宿ルミネtheよしもと。
今回はオープニングもエンディングもこれと言ったトークなし。 あっさり始まりあっさり終わりました。 前説はカラテカ。しかし完全に番組用の前説。ライブに拍手の練習いらないっしょ…前説のネタをこれしか持ってないのかなーとちょっと呆れて見てました。 ライブ自体については、以下簡単に感想を(順番うろ覚えです)。
----- ・「オープニング」 後輩の芸人さん(?)が開会の舞を。カリカ見にきたんだからいきなり他の芸人さんから始まるのどうなのかしら…。
・「声」 漫画家の先生(家城氏)のところに原稿を取りにくる新米編集者(林氏)の話。 話が進むまで漫画家じゃなく何故か小説家だと勝手に決め込んで見てました、私…。 家城氏は林氏が好きという設定で、さりげなく迫っては嫌がられてました。 編集者キャラに林氏がぴったり。素晴らしい。 「予告ビックリだよ」とか「クラマってる」とか名言いっぱいありました。
・「放送禁止用語」 ネタを作ってるカリカの二人。 舞台で「大林素子って言いたい!」と言う家城氏と、「下ネタはダメ!」と止める林氏とのやりとり。 スーツ姿での林氏のけんけんぱっ!にノックアウト。ぱっ!で振り返るんだもの…可愛いな…!
・「オトメの校則」 今回、私はこれが一番好きでした。 女子の制服を着た家城氏と、体育の先生(竹刀を持ってる)の林氏。 進路について真剣に林氏が聞いてるのに、家城氏がめちゃくちゃ言って怒らせる、というネタでした。 ものすごく進路についての考え方がいい加減でねー、笑ってしまいました。途中までいいこと言ってるんですけど、結局全部マンガで(笑)。ナメック星に移住したい、私も…。 最後でひとオチあるのですが、私的にはあれはなかった方が良かったなーと思いました。 家城氏の暴走する女の子キャラはまさに乙女そのもの。仕草も可愛ぇ!! それに冷酷に現実を突きつける先生も素敵でした。
・「ノック風」 前回のバトミントン風に続き、今回は野球。 監督の林氏が、選手の家城氏(ユニフォーム姿が貧相で病人にしか見えなかった…)に特訓を。 このパターン、私はあんまり好きじゃないです…前回のバトミントン風に引き続きあんまり。 こういうのカリカじゃなくても出来ると思うしなぁ…。
・「末期 〜音もれる日まで〜」 森で虫を採ってる子供の林氏。突然、自分の体から音がするようになる。 驚いて友達の家城氏を呼ぶと、家城氏は同じ病気の末期という… 家城氏の最期を看取る林氏。 このコントはすごくカリカっぽいなーと思いました。 二人が「ぼっちゃん」と呼び合ってるのがすごく不思議で良かった。「音もれの森って言ってね…」という台詞もなんか暗い西洋の童話ちっく。
・「怪物家城 〜ササフラッシュ〜」 地球を暗闇に陥れた怪物家城を倒すには、光が必要。でも電気がもうないのです…という林氏(舞台暗いまま喋ってる)。 皆さんのカメラのフラッシュで家城をやっつけましょう!!と客にカメラを出させてフラッシュを光らせるという趣向。 うーん、これは何がしたかったのかよくわかんなかった(笑)。 フラッシュがついたときに林氏の格好がすげー派手だったのと、家城の正体が分かるくだりが面白かったけど…
・「宝探し 〜ダイジェスト〜」 探検家の格好をしている二人。どうも秘宝を探している間に知り合ったらしい。 名前を聞かれて林氏が答えた名前が「ぽむぽむぷりんです」。会場大爆笑。 家城氏、娘を嫁がせる約束をしていたが、苗字が「ぽむ」の家に嫁いだら娘まで同じ苗字になることを分かってるのだろーか? 後半は、探検のダイジェスト。家城氏が台詞間違ってたなー
・「放送解禁用語」 これは上記の「放送禁止用語」と対で、さっきの「大林素子」という単語をそのまんま「○○○」に置き換えてで再現(笑)。 そんなのルミネで出来るわけないだろ!とか言いつつ、きっちり何度も何度もその単語を張り声で連呼してました… 連呼すると確かに感覚としては薄れてくるけど、ホントにこの後大丈夫なんでしょうか?(笑) 劇場側から怒られたりしない?(笑) ちなみに会話の作りとしては「放送禁止用語」をそのまま再現するということだったらしいのですが、二人が飛ばしてしまった箇所もありました(一瞬二人とも沈黙してた間があったし)。 カリカの笑いは10人のお客さんを10人とも笑わせるのではなく、1人が面白いかもと思ってくれたらいい、みたいないい台詞だったんですけど…もう一度聞きたかったなー。林氏はやり直そうとしてましたが、家城氏に阻止されてました(笑)。
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以上でございます。 個人的には前回のカリカコントより面白かったんですけど、ざっとネットを見てまわると反対の意見の人が多いようで…。 幕間の音楽は今回ユーミンでございました。 年齢的にいろいろ思い出がよみがえるのでやめて頂きたい(笑)。
先ほども書きましたが、オープニングもエンディングもトークなし。 幕間も今回タマゴの映像だけで、凝ってた前回よりやや落ちる感は否めません。 とにかくあっさりしてました。
あと、前回もそうだったんですけど、何故かカリカコント集中出来ないんです… 他のライブ見てるときって、終わった後どっと疲れるぐらい集中して見てるんですけど、カリカはどーも気が散る。 カリカが悪いというよりルミネが(劇場として)悪いのかなぁ?? あの横長のステージの上に二人しかいないという状況がダメなのでしょうか。わけのわからんフレームみたいなのも気になるし。私がルミネ慣れしてないせいもあるでしょうけど。 それか客層ですね。 客のマナーがあんまし良くないもん、ルミネ…私の隣の席の人携帯弄ってた上に途中抜けしてたし(数人いた)。 とにかくなんか集中できなくて残念。
それに!!林氏、茶髪のままやがな!! かなりショックでした。もう茶髪のままでいくの〜!?スーツが胡散臭くなるんだよ、髪の色ひとつで!! ということで、髪を黒に戻して頂きたい。切に願います。 |