TSUTAYA半額レンタル期間中につき、「アイスエイジ」を借りてきました。 DVDにしたのですが、とりあえず吹替版にて鑑賞。 メインキャストが、山寺宏一氏・爆笑問題太田光氏・竹中直人氏という顔ぶれなのです。
太田氏は、相方の田中氏が「モンスターズ・インク」で声優をやったのを心底羨ましがっており(笑)、「アイスエイジ」が決まったとき自慢しまくりでした。ポンキッキーズでも言ってたぐらい(笑)。 ということで楽しみにしていたのです。 で、見てみましたが… 太田氏ってこんな舌ったらずだったけ!?(笑) なんか普段そんなに意識してなかったのですが、かなり舌ったらずの甘え声。 田中氏はキンキンうるさかったけどそんな風に感じなかったので意外でした。
映画の方はと申しますと。 …キャラクターデザインが辛いー。辛いぃ。 ずーっとスピリッツの表紙が動いてる感じ。リアルの中に可愛さを見出せない… 赤ちゃんというか小さい男の子が出てくるんですが、時代的(原始時代)にモンゴロイド丸出しのデザインで可愛くない… 「モンスターズ・インク」とかなり差が出てました。
ストーリー自体も結構あっさりしてるなぁって感じでした。意外性もないし。 「そうだったのか!」という驚きもなかった。順当な起承転結。 竹中直人氏の敵役も、まぁあーなるだろうなーという… 他二匹の悲しむシーンの引っ張りが短かったので、最後ああなるだろうなって読めてしまったし(あそこがたぶん製作側の用意したどんでん返し部分なのだろうけども)。 途中に何度も出てくるナッツおいかけてる小動物(リスなのか?あれは)も鬱陶しかった… 最後まで引っ張るほどのキャラじゃないだろ!!と思いました。 遊びで入れたのでしょうけども…うーん。
えーと、良かったところは… 背景もね、なんというか結構中途半端な感じがしたんですけど、実際にこっちは氷河期前の地球を見たわけではないので(笑)リアルなのかどうなのかよくわかんないな…。突き抜けるような空と氷河の対比とかすごいウソっぽい色使いでしたけど、ホントはあんな感じだったのかな。 ただ、溶けかけた氷の描写はすごかった。 本当につるーん!って感じで。 見るからに滑りそう。 あと壁画の処理がすごく良かったです(美術の方面ばっかり誉めてるな、私)。あれは可愛い。
あとはやっぱり山寺氏は上手いなぁって思いました。 ちょこっと英語版もチェックしてみましたけど、英語版より全然声が若かった。 竹中氏の声も渋くてよかったです。…彼のビジュアルが苦手なのか、私は…
てな感じでございます。 DVDの設定のメニューにたどり着くまでがまどろっこしいなどの欠点もありましたが、端的に言うと全体的にヘンなとこに凝り過ぎてる感じの作品でした。 あんまりヒットしなかったよね?これ… |