ラーメンズの関西ぴあでの連載をまとめた本「微妙ハンター」です。 (実際に読んだのは4/1〜4/2にかけて)
二人の書いたイラストが見られるので購買欲をそそられるとか前の日記で書いといて、結局先に買ったあさちゃんに借りてしまいました(笑)。 連載自体はぴあ誌上では一度も読んでません。関西ぴあだしね。
小林氏と片桐氏が交代で、「微妙」をテーマに(してたらしい、当初は)エッセイと挿絵イラストを書くというサイクルになってます。 つまり、片桐さんが文章を書いているときは小林氏のイラスト。 小林氏が文章を書いてるときは片桐氏のイラスト。 ということね。
面白かったのは、小林氏の回は「昼夜逆転劇」(片桐さんに心配されるのが一番嬉しいという話)、「おろし」(レストランでのいい話)。 「記憶」の「自分の子供の頃の記憶が全部他人目線」の話は怖いっす。 どういう脳みそなんだ。 片桐氏の回は、「ルーツ」(子供の頃書いてた日記と先生のやりとり)、「思ひ出」(濡れ場という言葉について)。 片桐さんのエッセイはなんというか子供時代の話が面白かったです。 捨てられない女が好きっていうのはなんだかなぁ(笑)。
それぞれのイラストで一番好きだったのは、小林氏のイラストは「東京」(飛行機に乗ってる片桐さん)、「日記」(猫にキックしてる片桐さん)。 片桐さんのは概ね怖いタッチの絵なんですが(笑)、「劇場に行こう!!」(小林氏がステージで浮遊している)、「Jラップ」(ラップしてる小林氏)が好きかな。 ラップしてる小林氏の後ろにいっぱいいる片桐氏のポーズが(笑)。
しかしこれ、私読む時期を間違えました。 「CLASSIC」後に読むべきだった… 結構ネタ中に使用されてるエピソードとかあって、舞台中「あー、これ微妙ハンターに書いてあったことだなー」と思ってしまうことが多かったので。 ビデオ等で「CLASSIC」見ようと思ってる人は、「微妙ハンター」はその後に回した方がいいかもしれません…。老婆心まで。 |