ということで有言実行。2003年は有言実行。 今年は最低でも予定のない週末は映画を見ることにしましょう。 ま、たぶんビデオばっかりになると思いますが(笑)。 出来れば毎週1本ずつ見ていきたいけど、それはちょっと無理な気もするし。 ちづちゃん版「ビデオでも見ましょうか?」だと思って下されば。
前々回のエレキトークで谷井氏がネタにしてたのに、まだ見てなくて微妙に悔しかったという理由で「アイアムサム」をセレクトしました。おバカな理由…。
ストーリーは有名だと思いますけど、7歳の知能しか持たないお父さん(サム)が娘(ルーシー)を育てることを無理だと周りに反対され、引き離されてしまう…というもの。 もうそれ聞いただけで泣きそうです。
でも一番泣いてしまったのは、その親子二人のシーンではなく。 ミッシェルファイファー(親子が一緒に暮らせるように戦う弁護士)が「完璧になりたいけどなれないのよぅ、うわーん!」と号泣するシーンでした。 人は完璧になれないからこそ、何を大事にするのか考えないといけないのよね。たぶん。全てにおいて完璧だったら、何を大事にするかなんて考えないと思う。何かを犠牲にしないと何かを得られないのだなぁと。
あとは、親子二人が泣きあってるシーン。 お互いを目の前にして泣くしか手段がないときって、ありますよね。どうしていいかホント分かんない、そんなとき。
映画としては、完全に幸せシーンより寂しさシーンのが多くてちょっと見てるのが辛かった。幸せシーンは画面の色が本当にカラフルで綺麗で可愛いんですが、大人のシーン(法廷とか)はブルーっぽい色で統一されててちょっとそれが長かったような気がします。 オフィシャルサイトのデザインは幸せシーンの配色で可愛いです。
ルーシーがとにかく可愛かった。 なんであの歳で目に意志を宿らせる演技が出来るのか。すごい。 「All you need is LOVE」のシーンの彼女の目はすごかったです。
とはいえ、子供なので無邪気に寝てるシーンが多くて、お父さんに抱きかかえられてあんな耳元で大人同士が喋ってても、あんなに無防備に寝てられた時代が私にもあったのよね。 それを思うと、ちょっと懐かしいような切ないような。
で、やっつんはサムの仕事の調味料を並べ替える仕草を真似してたのね。 あの始まり方は好きでした。一気に引き込まれちゃった。 あとアンのエピソードや精神科医の人のエピソードはひどい。 法廷って汚いな。大人の世界だよ。
しかしショーンペンがこんな役してると思うとすごく時の流れを感じるのは私だけですか。彼のルックス含め。
「ビデオでも見ましょうか」って最後に点数つけないといけないんですよね、確か。5点満点で。 単位どうしようかな…ちづ…。全然シャレが思い浮かばない。 とりあえず、この映画は3.5スターバックスでした。 可愛い画面で、暗くなりがちな話がだいぶ救われていたような。 ビートルズ好きだったらもっと楽しめたかもしれません。
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