冬なのに、さまぁ〜ず!ちづちゃんです。(さまぁ〜ず調。古い)
三谷幸喜氏の新番組、「HR」が11月9日(水)から開始になりました。 先月ぐらいから番宣などで見かける度ドキドキし、「絶対にビデオ予約を忘れないようにせねば」と心がけ。 しかしやっと見たのは週末に入ってから。
何故でしょう。 それは「ちゃんと見たい」から。 平日の疲れた頭で見たくなかったのです…。 お茶をいれ、ゆったりと落ち着いて見たかったんだよー! 平日、「HRを見る」ことを楽しみに辛い仕事に耐えるちづちゃん。 寂しい生活だな(笑)。
この「HR」は、日本初のシチュエーション・コメディ(略してシット・コム)であるということが最大の売りらしく、ドラマの収録にお客さんを入れ、アメリカのドラマのように笑い声が入るという作り。 公式ホームページでは「フレンズ」なんかが例に上がっているのですが私は「フレンズ」は見たことないのでピンとこない。「フルハウス」とかのが身近だわ(私はジョーイ派。女の子だったらステフ)。
んで、感想。 やっぱり、ちょっとまだ出演者の方々も慣れてないみたいで、尺に納めるために早口だったり、はっきり発音するため(編集できないから)に不自然な声の張りになったり、ちょっと悪い意味で「演劇くさい」のですが、これは慣れるにつれて良くなってくるかも。 脚本はさすが三谷幸喜氏、という感じでした。 いつもの作りだと言えばそうなんだけど(笑)。 最期の殴りは入らないような気がしました。その直前で終わる方が三谷氏っぽいと思うんだけど…。
観覧に行きたいなぁとオンエア見るまでは思っていたのですが、舞台が横長(職員室〜廊下〜教室〜廊下〜食堂)なので、これを全部見るのは無理がありそう(実際観覧席からは見えない部分もあるそうだ)なので、不完全な形で一度見てしまうよりは、オンエアで完全版を見た方がいいかもと思いました。観覧に行けないであろう自分を慰めてる節もあるが。
しかしよく考えたら、「フルハウス」とかは観客がその場にいるというより、単純に編集で後から笑いを足してるだけのような気がする。場面転換も多いし(「HR」は上記の場面だけらしいけど)。 だからアメリカのシットコムより、「カックラキン大放送」の「刑事ゴロンボ」とかの方が近いと思うんだけどなぁ。ドリフとか。 これはカッコ悪いからダメっすか? というかこれだと「日本初」じゃなくなってしまうな…うむむ。
登場人物の中では、白井晃氏の演じる「和久井晃」氏が好きでした。 メガメが素敵(まぁもともと白井氏が好きなのもあるが…)。 一番演劇くさいのはやはり戸田恵子氏です。声がでけぇでけぇ。
EDも奥田民夫氏でゴキゲンです。「まんをじして」とは素敵なタイトル。 ED映像も可愛いし、予告も素敵です。サザエさんちっく。
ということで、今シーズンはこの番組を励みに生きていきます…。 タダでこんなハイクオリティなものが見られるなんて。 テレビ万歳。 |