サモ・アリナンズという劇団の10周年イベント、「サモ・アリナンズの夏の夜の夢」のために下北本多劇場へ。
ラーメンズがゲストとして来るのです。 10周年イベントだというのに、サモアリファンの方に申し訳ないです…。 でも久しぶりに生でラーメンズ見られて嬉しかったです。
イベント自体は、サモアリの歴史をVTRで振り返ったり、トークをしたり。 片桐さんは粘土を作るために、小林氏は手品をするために出てきました(←正確には違う…詳しくはあさちゃんの日記読んで下さい)。 片桐さんはちゃんと衣装着てヒゲ書いてんのに、小林氏が普通に普段着で出てきてちょっとギャップに笑いました。 小林氏の髪型とか靴とかが変わってましたが、ヤサぐれキャラになりたいなのでは?と思っていた私(4/16の日記参照のこと)は「あ、ヤサぐれてる」と思いました。 嫌いじゃないです、あの髪型(笑)。不精ヒゲも良い。
んで、彼は本多劇場のお客さんの前で、一万円札を千円札に変える手品をしたり、買って来てもらったスプーンを曲げたりしてました。 これねー、本当にお手並み鮮やかで。 口上とか効果も上手いんです。手馴れてる。 上手いなーという感じでした。
スプーン曲げ見て、ぼんやり思ったことがあるんですけど。 私ねー、ああいうのってあんまりタネを知りたいとか思わないんですよね(笑)。不思議を不思議としてとっておきたいというか。 他のスプーン曲げの人と同じく、小林氏も「スプーンを柔らかいと思い込むと曲がる」と言ってたんですが、それを信じたいの(笑)。 もし自分でやってみたとしても、スプーンが曲がらないのは思い込みが足りないのだと思いたいのです。いや、というかそう思う(笑)。 わかってもらえないかなー、こういうの。 屈折してるとは思うんですけど。 これは以前の日記に書いた超能力大好きパパの影響もあると思うが。
話を戻して。 他のゲストはほとんど小劇場界の人達で、一番すごかったのは宮藤官九郎氏でした。 私も生で彼を見るのは久しぶりだー(舞台見ないので)。 小林氏と二人で並んで座ってる図は、なんかすごかったです。 小林氏は全然打ち解けてなかったが。 というか手品終わったら引っ込んで良いと思っていたらしい。 そうだよなー、あんなにカッコつけて手品やった後にどんな顔して舞台上にいたらいいのか難しいもの(笑)。 ちと可哀想だった。小劇場界の話もそんなにわかんないだろうし(←私も全然人のこと言えないが)。 せめて片桐氏と並ばせてあげればよかったのに。うーん。
片桐氏はクドカン氏が登場した時点で、彼に席を譲らされるカタチで舞台の隅に追いやられ、そのまま粘土作品を作っていました(未完成でしたが)。 しかし、あの作品どうなるのだろう。サモアリの稽古場かどこかに飾られるの?? |