あのころあなたを失うことではなくあなたからわたしが失われるのがこわかった失うほどにも満ちていなかったいまは、いつものことばだけで満たされているあなたから溢れたことばで失えるほどに満ちあふれたのでしずかなひとすじの流れのようにことばが帰っていくすこしづつおたがいに失っていくまるで溢れた場所に帰っていくように